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【プロ野球】

守護神は牧田 圧巻の3K締め

2013年2月24日 紙面から

◇ワールド・ベースボール・クラシック壮行試合 日本3−2豪州

9回表から登板した牧田(浅井慶撮影)

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 サブマリンの守護神が圧巻の投球で締めくくった。8回に逆転すると、9回は牧田(西武)が登板。米マイナーのカンディラス、代打のバタグリア、1番打者のハーマンを三者連続の空振り三振。すべて直球で封じ込めた。

 「どこでもいける準備をしておいてくれ、とコーチに言われていた。リードしたから(マウンドへ)行くことになった」

 本大会を想定した起用だった。2011年に22セーブを挙げた新人王。昨季は先発に転向して13勝を挙げている。どんな起用にも応えられる器用な牧田。打者をしっかりと観察できるから、手玉に取ることができる。ハーマンにはフルカウントからファウルされた。「タイミングが合っていたので、次は間合いを長くしてから投げた」。タイミングをずらして、直球で空を切らせた。

 浅尾(中日)の落選で抑えが混迷していたが、これで不安は解消か。与田投手コーチは「クローザーとしてのブランクはあったと思うが、全くバタつかなかった」と安心する。牧田は「どこでも任されたところで、しっかりと投げる」。過去の大会では渡辺(ロッテ)が通用した。国際大会では珍しいアンダースローが、やはり心強い。 (吉川学)

 

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