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【プロ野球】

井端つないだ、相川逆転3ラン 浩二ジャパン13年初勝利

2013年2月24日 紙面から

◇ワールド・ベースボール・クラシック壮行試合 日本3−2豪州

8回裏1死一、二塁、相川が左越えに逆転3ランを放つ=京セラドーム大阪で(潟沼義樹撮影)

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 伏兵の活躍で、浩二ジャパンが2013年初勝利を挙げた。第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を狙う日本代表は23日、オーストラリア代表との壮行試合(京セラドーム大阪)に3−2で逆転勝ち。8回に相川亮二捕手(36)=ヤクルト=が値千金の3ランを放った。初回の2失点を追う重い展開だったが、8回に井端弘和内野手(37)=中日=がつないでチャンスを広げ、相川が仕留めた。途中出場組のベテランが、ジャパンの底力を見せた。

 起死回生の一撃だった。2点を追う8回1死一、二塁。試合を一振りでひっくり返したのは守備から出場していた伏兵・相川(ヤクルト)だ。カウント3ボール1ストライクからの直球を捉え、レフトスタンドへ。昨季1本塁打の男が、逆転3ランで浩二ジャパンに2013年初白星をもたらした。

 「つなぐつもりでセーフティーバントや右打ちを考えていたけど、良いカウントになったので1球思い切っていこうと思った。最高の結果」。真っすぐを狙い通りに仕留めた相川は喜びをかみしめるように語った。

 壮行試合とはいえ、侍ジャパンは追い込まれていた。17日の広島戦(サンマリン宮崎)では3安打無得点。20日の紅白戦でも両軍合わせてわずか2得点。この日も零敗を喫するようなら、1週間後に迫った本番に影響をきたしかねない。

 ところが、7回までわずか1安打のゼロ行進。そんな嫌な空気を変えたのが井端(中日)だった。8回1死一塁で打席に立つと、初球の外角直球をいとも簡単に右前に運んでみせた。

 「途中から行く身なので多少は腹をくくってね。強引だったけど、狙い球だったので」と井端。山本監督も「つながりというかね。井端が思い切っていってくれて、ホームランにつながった」と絶賛の職人芸で相川の劇弾をアシストした。

 この夜の主役が相川なら、最優秀助演賞ものの働きは、得意の右打ちでつないだ井端だろう。ベンチスタート組のベテランがチームを救い、ジャパンの底力を見せつけた逆転劇。停滞ムードを打ち破り、3連覇へ大きく視界が開けた一戦だった。 (臼杵秀之)

 

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