マイクロソフトもサイバー攻撃受ける2月23日 16時21分
アメリカのIT企業マイクロソフトは22日、社内のコンピューターシステムが最近サイバー攻撃を受けたと発表し、一部で中国の関与が指摘されているほかの企業に対する攻撃と手口が似ているということですが、今のところ利用者の個人情報の流出などの被害はないということです。
マイクロソフトは22日、社内の一部のパソコンがサイバー攻撃を受け、マルウエアと呼ばれる被害をもたらすよう設計された有害なソフトに侵入されたことを明らかにしました。
今のところ、利用者の個人情報が流出するなどの被害は出ていないということです。
また、マイクロソフトは、今回の有害ソフトを使ったサイバー攻撃が、IT企業のアップルやフェイスブックが最近攻撃されたときの手口に似ているとしており、侵入された経緯について調査を続けているとしています。
マイクロソフトは、今回のサイバー攻撃の時期や攻撃がどこから行われたのかについて一切言及していませんが、アメリカの大手メディアやIT企業へのサイバー攻撃を巡っては、アメリカのコンピューター・セキュリティ会社が今週、「中国の軍が攻撃に関与している疑いが強い」とする報告書を公表しています。
このためオバマ政権は特に中国を発信源とした攻撃への警戒を強めており、安全保障上の問題として対策の強化に乗り出しています。
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 中国のスパイ活動やサイバー攻撃を懸念 (2月21日 10時52分) ・ 米 中国からのサイバー攻撃に警戒強める (2月21日 5時3分) ・ サイバー攻撃 米会社「中国軍関与の疑い」 (2月20日 19時32分) ・ サイバー攻撃 中国国防省が反論 (2月20日 18時14分) ・ アップル サイバー攻撃受ける (2月20日 11時37分) |
[関連リンク] |
|