勤務先の小学校の女子トイレに侵入したとして、兵庫県警は22日、神戸市東灘区の市立福池小学校教諭の藤本正文容疑者(30)=同市兵庫区今出在家町3丁目=を建造物侵入の疑いで逮捕し、発表した。「盗撮用カメラを設置するため女子トイレに入った」と容疑を認めているという。
東灘署によると、藤本容疑者は21日午後0時45分ごろ、学校の女子トイレに侵入した疑いがある。
同校によると、車のリモコンキーを装った小型カメラが個室にあり、盗撮動画が確認されたという。掃除中の児童が汚物入れの横にあるのに気づいた。藤本容疑者は「3年前ぐらいから数回やった。家のパソコンで映して楽しんでいた」と話しているという。児童の給食時間に仕掛けたという。藤本容疑者は同校に2009年春に着任し、現在は6年生の担任だった。酒井校長は同日夜、記者会見し、「絶対にあってはいけないことであり、子どもや保護者に申し訳ない」と陳謝。神戸市教委は「厳正に対処する方針」という。
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朝日新聞社会部