ハタチ基金

ハタチ基金とは

ハタチ基金とは、
被災孤児、及び被災地の子どもの心のケアに合わせ、
学び・自立の機会を継続的に提供する基金として設立しました。
東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、
無事にハタチを迎えるその日まで。
子どもたちのサポートを継続的におこなう期限付きの基金です。

家族を失う。
友達を失う。
こんなにも大きな試練を一人で乗り越えていくことは、とても大変です。
しかし、長期にわたり
「君はひとりじゃない」
と励まし、子どもたちにやさしさを届け続ける存在がいたら。

きっと試練を乗り越えるための原動力の一つになれるのではないのでしょうか。

そしてきっと。

乗り越えた試練の分だけ強さと優しさをもった大人となり、
社会の中で起こる次なる試練の解決にも取り組める人となれるはず。

猛スピードで全国に広がりを見せる義援金や緊急災害支援。
かなりの量の支援金や物資が全国から集まっているといいます。
これだけの短期間に全国の人たちが、行政に復興支援を任せることなく一人ひとりができることを最大限行おうとしているこの日本中、世界中の優しさはこの国の明日に大きな希望を照らしてくれているよう見えます。
しかし、これから復興支援が始まり、しばらくすると被災地の報道はメディアから消えていきます。
阪神大震災、中越地震がそうだったように。関心は薄れていくものです。
町が復興しても、学校が修繕されても、家族を失った子どもたちに家族は戻ってきません。
亡くなったあの子の席はずっとあの日のままで、からっぽです。
生き残った子どもたちの心には、大切な人がいなくなったという喪失感でいっぱいのまま時間だけが刻々とすぎ、誕生日を迎え、心はそのままで体だけが大人になっていきます。
これは、この子どもたちが長期にわたって自分で乗り越えていくべき大きな試練なのです。

継続的に支援する


子どもたちへの活動

現地ニーズと状況に合わせた支援事業を展開いたします。
ハタチ基金が行う支援事業の基本スタンスは、被災地域に生きる方々自身が継続的に
子どもたちを支え続けられるようサポートすること。遠方からの援助を現地に流し、
現地の人が被支援者で居続ける構造を脱却し、相手が自立するための自立支援であることを、
何よりも大切にします。2011年度報告書はこちら
※図をクリックすると各団体の紹介ページへ移動します。




基金概要
基金名 ハタチ基金
基金の目的 被災した子どもたちが震災の苦難を乗り越え、社会を支える自立した20歳へと成長するよう、継続的に支援をする
対象者 被災した子どもたち
支援の種類

A)サポート会員:毎月継続的に支援するタイプ
支援金額
1,000円/月2,000円/月3,000円/月5,000円/月
10,000円/月50.000円/月
決済方法:クレジットカード決済

B)寄付:都合に合わせて都度支援するタイプ
支援金額  1,000円/口※クレジットカード決済の場合
決済方法:クレジットカード決済、銀行振込、
店頭等への募金箱の設置・街頭募金

C)団体(法人・任意団体)寄付
支援金額  100,000円/口※Web掲載団体の場合

D) 寄付を集める
・チャリティーイベントや寄付付き商品を販売する
・JustGivingチャレンジの支援団体に「ハタチ基金」を選択

詳細はこちら
支援実施団体 特定非営利活動法人 NPOカタリバ
一般社団法人 チャンス・フォー・チルドレン(CFC)
特定非営利活動法人 トイボックス
特定非営利活動法人 フローレンス
支援事業概要はこちら
基金設置団体 公益財団法人 日本財団
会計報告 2011年度活動報告書をご覧ください(21ページ)
お問い合わせ ハタチ基金事務局(運営:特定非営利活動法人 NPOカタリバ)
お問い合わせフォームはこちら
TEL:03-5327-5667 ※平日10:00~19:00
※ハタチ基金事務局は、年末年始【12/29(土)-1/6(日)】お休みを頂き、その間のお問い合わせは、1/7(月)以降のご対応となります。どうぞご了承ください。

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