'13/2/22
陸自と広島県警が対テロ訓練
海外から侵入した武装工作員によるテロを想定し、陸上自衛隊第13旅団(広島県海田町)と広島県警は21日、東広島市の陸自隊原村演習場で共同訓練をした。陸自隊員と警察官の計約80人が連携を確認した。
小銃などを持ち爆破テロを起こそうとする工作員から、原発などの重要施設を守るシナリオ。県警の指揮官車を先頭に、陸自隊の軽装甲機動車など計10台で現場に向かった。共同の司令所に両指揮官が詰め、情報を共有した。検問所を突破、山中に逃げるなどした工作員役の陸自隊員5人を捜し取り押さえた。
共同訓練は2008年に始め、4回目。陸自隊第46普通科連隊の松村朝生連隊長は「相互理解を深め、一致団結して臨んでほしい」と訓示した。
【写真説明】隊列を組んで訓練に向かう陸自隊と県警の車両