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日本と北朝鮮の子どもが一緒に絵画を
2月21日 17時14分

日本と北朝鮮の子どもが一緒に絵画を
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北朝鮮が核実験などを強行して孤立を深めているなか、日本と北朝鮮の子どもたちが一緒に描いた絵などの展示会が21日から都内で始まり、主催した団体は「国家間の関係が悪化するなかでも、子どもどうしは友好を願っていることを知ってほしい」と話しています。

これは日本と韓国、北朝鮮などの子どもの交流に取り組む民間団体が開いているもので、東京・渋谷区の会場にはそれぞれの国の子どもたちが描いた絵、530点余りが展示されています。
この中には、去年8月に日本人と在日朝鮮人の小学生たちが、北朝鮮の首都ピョンヤンにある小学校を訪れて、地元の小学生と一緒に「友達を作るのが上手なキャラクター」というテーマで描いた絵もあります。
両手に虹を掲げているキャラクターは「離れた場所にいても気持ちはつながることができる」というメッセージが込められています。また、背中にトンボのような羽を生やした男の子のキャラクターは「空を飛んで遠くの友達にも会いたい」という気持ちを表現したということです。
主催した団体の筒井由紀子さんは「核実験などで国と国との関係が悪化しているなかでも、お互いの平和と友好を願っている子どもたちがいることを多くの人に知ってもらいたい」と話しています。
この展示会は東京・渋谷区の「こどもの城」で今月24日まで開かれています。

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