今キャンプを総括する阪神・和田監督=宜野座球場(撮影・中島信生)【拡大】
阪神春季キャンプ(22日、宜野座)キャンプを打ち上げ、2年目の和田監督が総括した。
――キャンプを振り返って
「キャンプイン前にこのキャンプでやろうと思ってたことは、すべてできました。まずは(守備の)連係と、走塁改革ということで、とにかく走塁に対する意識を高めようと。そういう思いでキャンプインしました」
――キャンプMVPは
「これは間違いなく2連覇ですね。(2年連続で新井)良太ですね。昨年は声だけでMVPを獲ったという感じですけど、今年は内容も伴って。昨年は元気を出すための声だったったんですけど、今年はチーム引っ張る声。鳥谷が途中でWBCに行ったので、その後は『オレがチームを引っ張るんだ』という感じで盛り上げてくれました。昨年終盤、何十試合か4番を経験したことで、かなり苦しみながらというのはあったと思いますけど、あの経験が大きかったと思います」
――開幕4番も
「他に候補も…。新井(貴浩)が出遅れてますんで。(新井良は)昨年も経験してますし、ここまでの打席を見ていると、かなり成長を感じる。候補に入ってくると思います」