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西岡 適時打の福留に「人のヒットでうれしかったのは初めて」

練習試合  阪神2―4ロッテ (2月21日  宜野座)

<神・ロ>3回2死満塁、福留は左前適時打を放つ
<神・ロ>3回2死満塁、福留は左前適時打を放つ
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 阪神に加入した元メジャーコンビが、そろって存在感を見せつけた。ロッテとの練習試合で3番の西岡が2安打し、5番の福留は先制の2点適時打。古巣を相手に対外試合初安打を放った西岡は「結果ではなく内容を求めています。でも、結果が出ると気分はいいですよ」と表情を和らげた。

 「満塁男」の本領を発揮したのは福留だ。先制打は3回2死満塁。西岡が左前打でつないた絶好機で、初球を左前へ流し打った。「バットを振ることもゲームの中での練習なので、積極的に振っていこうと思った」。満塁機は中日時代に73打数27安打、打率・370、3本塁打。メジャーでも30打数9安打、同・300、1本塁打と好成績を残してきた。阪神が昨季5位に低迷した要因は、リーグ最下位の411得点。満塁機に強い5番が加わることで、得点力もアップするはずだ。

 西岡は3回でベンチへ退いた後、福留に「人のヒットでうれしかったのは初めてです」と声を掛けた。聞き返されると「僕が2本打って福留さんが打たなかったら(マスコミに)いろいろと言われるじゃないですか」。日本球界に復帰した2人が互いに刺激し合い、打線にも刺激を与える。

[ 2013年2月22日 06:00 ]

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