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福島・双葉町長選、井戸川氏出馬へ 「町民の立候補少ない」

 福島県双葉町の井戸川克隆前町長(66)が、自らの辞職に伴う町長選(28日告示、3月10日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。
 井戸川氏は「福島第1原発事故で避難生活の続く町民の生活再建が進まない現状を憂い、どう責任を果たすべきかを考えた。町民の健康を守る取り組みを進める」と語った。
 辞職時は「町長選には再出馬しない」と述べたが、今月16日の立候補予定者説明会に来た6陣営のうち町民が2人にとどまったとして考えを変えたという。「町が原発事故からの復興を図る中、町民の立候補予定者が少なくて問題だと思った」と説明した。
 井戸川氏は双葉町出身で2005年に初当選した。2期目の昨年12月、原発事故対応をめぐって町議会と対立して不信任決議を受け、議会を解散した。解散に伴う町議選の告示前日に辞意を示し、今月12日に辞職した。
 町長選では前町議伊沢史朗氏(54)、元町議尾形彰宏氏(54)が立候補を表明している。


2013年02月22日金曜日


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