「砂の美術館」5期展示経済効果 116億5千万円 鳥取市が試算
産経新聞 2月18日(月)7時55分配信
鳥取市は、鳥取砂丘で砂像を展示する「砂の美術館」の常設施設化に伴って開催した「第5期展示」の経済波及効果が116億5千万円(推計)に上ると発表した。
第5期展示は昨年4月14日から今年1月6日まで。ロンドン五輪開催やエリザベス女王の即位60年などにちなんで英国をテーマにした砂像が並び、52万6768人が来場した。
経済波及効果の内訳は、来場者の宿泊費や交通費、飲食や土産物の購入などの直接的な経済効果が59億2千万円。原材料の調達などの間接的経済効果が57億3千万円とした。入館料収入は2億7千万円を見込んでいる。
来場者を対象に、交通手段や宿泊日数などを尋ねるアンケートを実施し、約4500人から得た回答をもとに市が試算した。
市は、砂像を常設展示する施設の誕生が“世界初”だったことや、屋外の仮設テントなどで開催した第4期展示までに比べて天候に左右されなくなったため、旅行会社が販売するツアーに組み込みやすくなったことなどが要因とみている。
次回の第6期展示は、東南アジアをテーマとし4月20日から来年1月5日まで。
最終更新:2月18日(月)9時4分
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