じほうの取材に応じるウルフ氏
米国のオバマ政権2期目のスタートを受け、米国研究製薬工業協会(PhRMA)の日本代表のアイラ・ウルフ氏はじほうのインタビューに応じ、オバマ政権が交渉を進める環太平洋連携協定(TPP)は知的財産権保護の観点から製薬会社の新薬開発に重要な意味を持つとの認識を示した。TPPによる知財保護のルールが世界標準となり途上国にも広がれば、新薬メーカーにとってはプラスになると見通す。日本医師会などがTPPによる日本の皆保険崩壊を懸念していることについては「皆保険は素晴らしいシステム。これにダメージを与えるような政策を支持するつもりはない」と述べた。
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