国際原子力機関(IAEA)が昨年5月と6月に実施した月城(ウォルソン)原子力発電所1号機の安全点検で、「発電所の施設や安定性は国際レベルに合致している」という内容の最終報告書を出したと、韓国水力原子力が20日明らかにした。
設備容量67万8000キロワットの月城1号機は、昨年11月で設計寿命の期限が切れ、現在、稼動を中止して、再稼動に向けて引き続き審査を受けている。スウェーデンやカナダ、スイス、日本などの原子力専門家らが参加したIAEA点検チームは、月城1号機の安全性をより高めるため、地震発生に備え、装備と器具を固定させ、原子炉の格納建屋のペンキを塗りなおすことを検討すべきだなど、13項目を勧告した。
韓国水力原子力のキム・ジョンマン月城原子力本部・設備改善室長は、「勧告事項はすでに改善したり、簡単に措置できるものだ」と述べた。
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