素人がパンチを打つ際、一番やってしまうのが、当てる場所だ。
これは自分の拳と相手の顔の場所両方を指す。
まず自分の拳で相手の顔面を狙う場合、拳をしっかり握り、
なるべく指の付け根(特に人差し指と中指)で相手のアゴを狙う。
間違っても頬などを狙ってはいけない。
無駄に拳を怪我するだけだからだ。
そしてアゴを打ち抜く際に、パンチを切るイメージが大切だ。
これは相手の脳を揺らし脳震とうを起させるためだ。
この「パンチを切る」というのはいきなりやるのは非常に難しく、
シャドーやサンドバッグ等で数をこなすしかない。
また、ボディと違って顔面への打撃は拳への負担が大きく、
怪我もしやすいので、拳自体を普段から鍛える事は必須となる。