２１日夜、大阪府堺市にあるスーパー銭湯でサウナ室の天井が落下し、客の男性２人が鼻の骨を折るなどのけがをしました。

午後１０時半ごろ、堺市南区の「天然温泉極楽湯・堺泉北店」で、「つり天井が落下した」と従業員から１１９番通報がありました。警察によりますと、男性用サウナ「釜風呂」の縦４．４メートル・横２．４メートル・厚さ３センチのコンクリート製の断熱板が高さ２メートルの天井から落ちたということです。サウナには男性３人が入っていて、１人（５４歳）が鼻の骨を折り、もう１人（６１歳）が目の上を切るけがをしました。従業員は、「天井の壁と、それに付随する室内の半分が落ちているような・・・」「（１人は）目の上と頬の辺りからけっこう血が出ていた」と話しました。警察は店の責任者らから事情を聴き、原因を調べています。