平均1.06倍 前年比微増 県立高2期最終志願倍率
県教委は21日、今春の県立高校入試2期選抜(学力検査)の出願先変更を締め切り、最終出願状況を発表した。全日制は1万680人が出願し、平均倍率は1・06倍で、前年を0・02ポイント上回った。東京電力福島第一原発事故の影響でサテライト校方式を導入している8校11学科は一次出願時と変わらず、全学科で定員を下回った。
倍率が最も高かったのは白河・理数の1・93倍で、次いで会津工・セラミック化学の1・91倍、郡山・英語の1・69倍、福島西・普通の1・64倍、あさか開成・国際科学の1・61倍と続いた。一方、定員を下回ったのは55校77学科で、一次出願時に比べ4校9学科減った。
都市部の普通校では、福島・普通が1・15倍、安積・普通と会津・普通がともに1・11倍、磐城・普通が1・41倍で、それぞれ一次出願時より倍率が下がった。
サテライト校の8校11学科は計89人が出願し一次出願時よりも一人増えたが各学科の倍率は0・09~0・83倍となった。
2期選抜は3月7日に学力検査を行い、同14日に合格者を発表する。定員割れした学校は同15~18日まで2期選抜の出願を受け付ける。
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