(株)ポプラ~不採算店の閉鎖推進、ツルハとの新業態も模索
(株)ポプラ(東証1部、広島市安佐北区、http://www.poplar-cvs.co.jp/)は、11月2日の年初来安値440円を底にリバウンドに弾みをつけている。
当社は、広島県地盤のコンビニストアで中国地方を軸に関東や関西、北陸にも展開。11年1月期予想の連結経常利益は前期比37.0%増の6億5,300万円と、201010年2月期を底に回復を見込んでおり、包装資材の改善や調達価格の引き下げなどコストダウンを継続。不採算店の閉鎖を進め増益の確保を目指す方向。7月に業務提携した(株)ツルハホールディングスと、既存店の機能強化、商品の相互供給、共同商品の開発、コンビニ&ドラッグ型店舗への新規出店などを模索中。
たばこ増税に伴う駆け込み需要の反動で、10月の月次既存店売上高は前年同月比13.2%減だったが、株価はすでに織り込み済み。たばこの販売に限れば想定していたよりも戻りは速いとの見解。11月月次の改善に期待すれば一段の上値が期待できそうだが、チャート上では510円にかけて戻り待ちの売りをこなせるかがポイント。