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【芸能・社会】

「助六」は海老蔵 歌舞伎座こけら落とし公演

2013年2月22日 紙面から

 松竹は21日、4月に再開場する東京・歌舞伎座のこけら落とし公演(4〜6月)に出演する予定だった故市川団十郎さんの代役を発表した。

 4月2日から始まる第一部の幕開けを飾る舞踊「鶴寿千歳」は、代役を立てず演出変更して、坂田藤十郎(81)ら3人で踊る。第二部「弁天娘女男白浪」の日本駄右衛門は、中村吉右衛門(68)が務める。

 5月3日初日の第一部「三人吉三」の和尚吉三は松本幸四郎(70)、第三部「石切梶原」の大庭三郎は、尾上菊五郎(70)が演じる。6月3日初日の第二部「土蜘」の源頼光は、吉右衛門。第三部「助六」の助六は、長男の市川海老蔵(35)が演じ、「十二世市川団十郎に捧ぐ」と銘打って上演されることになった。海老蔵が演じる予定だった福山かつぎは、尾上菊之助(35)に決まった。

 団十郎さんが演じる予定だった6つの役の中でも、「助六」は「こけら落とし」の最後を飾る目玉。市川家に伝わる歌舞伎十八番の人気演目で、海老蔵にとっては、父への手向けになると同時に、新時代を象徴する大仕事になる。

 

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