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【プロ野球】

“代魔神”は? 東尾コーチ「豪州戦見て決める」

2013年2月22日 紙面から

練習を終え、選手を集め宮崎合宿を総括する山本監督(中央右)

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 侍ジャパンの守護神争いが混迷してきた。本命と目されていた浅尾、さらには山井の落選。東尾修投手総合コーチ(62)は21日、「決められないことはない! 考えていることは考えている。豪州戦を見て決める!」と23日と24日の豪州戦で“侍必勝リレー”を模索する考えを興奮気味に明かした。

 投手陣の再構築。無理もない。昨年12月から山本監督が最有力候補に挙げてきた浅尾を、最終メンバーから外さざるを得なかったのだ。当然ながら首脳陣も代替案を練っているが、残った13投手の中に決め手がない。

 与田投手コーチは「セットアッパーを含め、後ろを任せるのは3、4人と考えている」と説明。牧田と涌井(ともに西武)、山口(巨人)らが勝利の方程式に組み込まれる可能性がある。

 首脳陣は、豪州と対戦する2試合で候補者全員を起用し、状態と適正を見極める方針。さらに、余剰気味の先発タイプをブルペンに回す案も検討されている。前回大会はダルビッシュが準決勝と決勝で臨時守護神を務めた。侍の力を結集し、浅尾の穴を埋めることになる。 (井上学)

 

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