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787燃料漏れ バルブに異物など原因か
2月22日 5時6分

787燃料漏れ バルブに異物など原因か
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日本航空のボーイング787型機で、同一の機体から、相次いで燃料が漏れたトラブルは、バルブが、異物が挟まるなどして開いたままの状態になり、燃料が漏れ出た可能性が高いことが分かり、国土交通省は、22日にも再発防止策を公表することにしています。

日本航空では、先月、同一のボーイング787型機が、アメリカ東部ボストンの空港で、左の主翼から燃料漏れを起こしたあと、成田空港でも同じ翼の別の場所から燃料漏れを起こし、国土交通省が原因を調査していました。
その結果、ボストンでは、翼の中にある燃料タンクのバルブに何らかの異物が挟まっていた痕跡が見つかり、このためバルブが開いたままの状態になって燃料が漏れ出した可能性が高いということです。また、成田では、別の配管のバルブの開け閉めを制御する電気モーターのスイッチに、不必要な塗料が塗られたため、スイッチが切り替わらず、バルブが開いたままになっていたということです。
このため国土交通省は、22日にも、飛行する前にバルブの状況を目で見て確認するなどの再発防止策を公表することにしています。

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