<6301> コマツ 2311 -99
軟調。米キャタピラーが1月の売上状況を発表、嫌気される内容となって株価が下落
しており、マイナスの影響が波及する格好になっているもよう。1月の世界販売は前
年同月比4%減、1%減とマイナスに転じた前月から更に悪化となっている。また、米
国の住宅建設大手であるトール・ブラザーズが下振れ決算で大幅安となったことも響
く。
<4506> 大日住薬 1318 +45
しっかり。がんの再発・転移を防ぐ「がん幹細胞」の治療薬を、早ければ2014年末に
北米で承認申請すると報じられている。同薬への期待感を背景に、先月は一時株価の
急騰する場面も見られたが、株価に織り込むのは時期尚早との見方も多く、その後は
調整が進んでいた。開発の進行が確認されたことで、改めて期待感を反映する動きに
つながっている。
<2413> エムスリー 153500 -8500
売り先行。親会社であるソニー<6758>が、発行済み株式数の6.0%に当たる95000株を
売却すると発表している。ソニーの保有比率は従来の55.8%から49.8%に低下する。
短期的な需給懸念などが先行する形となっているようだ。メリル・リンチ(ML)で
は、同社にとってポジティブと評価、独立性・中立性がより明確になることで、事業
の発展性や多様性の拡充が期待できると。また、期末配当金は1200円にすると発表、
分割を考慮した場合の前期実績833円に対して増配ともなっている。
<5949> ユニプレス 1994 +160
強い動きが目立つ。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断「買い」を継続で、
目標株価を2300円から2400円に引き上げており、見直しの動きにもつながっているよ
うだ。日産の米生産問題は最悪期を脱したとみられるほか、コスト管理の徹底で主要
顧客の生産変動の中でも十分な収益を上げる体制が構築されていると評価。今期営業
利益は会社計画を達成可能と判断している。
<6963> ローム 3395 +100
買い優勢。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も
2900円から4000円に引き上げている。構造改革の加速化、来期の大幅増益、割安なバ
リュエーションなどが投資判断格上げの背景。来期のコンセンサスは低すぎるとし
て、UBSでは市場予想を約6割上回る営業利益185億円を予想している。
<4997> 日本農薬 579 -32
売り先行。野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は
610円としている。堅調な農薬販売や円安メリットを株価は織り込んだと判断してい
るもよう。更なる株価上昇には、一段の円安修正、予想以上の海外農薬販売の拡大な
どが必要になると指摘している。
<3104> 富士紡HD 285 +8
買い優勢。今期営業利益は前期比ほぼ倍増の70億円前後になるもようとの観測報道が
伝わっている。従来予想は61億円であった。第3四半期の段階で通期予想に対する進
捗率は93%に達していたため、インパクトは大きくないともみられるが、アップル関
連として位置づけられていたことで、足元では先行き警戒感が強まる格好になってい
たようだ。過度な警戒感後退につながる状況に。
<5713> 住友鉱 1427 -84
さえない。金市況の下落が売り材料につながる。前日は1.6%安と下落幅を広げ、今
年初めての5日続落となっている。世界景気の先行き不安後退でヘッジ需要が低下し
ているもよう。また、商品ファンドのポジション手仕舞い観測などを背景に、他の商
品市況も総じて下落している。大平洋金属などたの非鉄株の一角も軟化へ。
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