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<2.21のニュース>

強盗殺人容疑で男女を逮捕

去年、行田市で自営業の男性を殺害し現金などを奪ったとして埼玉、宮城の両県警は、強盗殺人の容疑で、宮城県の男女2人を再逮捕しました。再逮捕されたのは、宮城県丸森町の無職伊藤早苗容疑者(42)と仙台市太白区の会社員菊地広光容疑者(48)です。調べによりますと、去年11月3日、2人は共謀して行田市持田の自営業白田実さん(当時67)の首を包丁で切るなどして自殺をみせかけて殺害し、現金およそ3万2,000円や指輪などを奪った疑いが持たれています。伊藤容疑者は、2006年、白田さんとインターネットのサイトで白田さんと知り合い交際する一方、2009年からは、菊池容疑者と交際を始めました。伊藤容疑者は、白田さんから1,000万円以上の金を借りていて、「返済に困り殺害した」と供述し、菊池容疑者も容疑を認めているということです。


調停協会職員が横領の疑い 1,800万円不明

埼玉調停協会連合会の運営資金を着服したとして業務上横領の疑いで、50歳の元事務職員の女が、県警に逮捕されました。逮捕されたのは、上尾市上の埼玉調停協会連合会の元事務職員、高橋美雪容疑者(50)です。県警の調べによりますと、高橋容疑者は、2008年12月中旬ころ、連合会名義の口座から、現金30万円を引き出して、自分名義の口座に振り込み、着服した疑いが持たれています。埼玉調停協会連合会は民事や家事の紛争を解決する調停委員を会員とする組織で、会費によって運営されています。高橋容疑者は、懲戒解雇される去年2月まで、連合会の事務職員として、印鑑や通帳を管理し、経理全般を担当していました。警察の調べに対して、高橋容疑者は「当時の記憶が定かでないので、横領したかわからない」などと話しているということです。警察は、2005年からの7年間で、連合会などに使途不明金がおよそ1,800万円があり、これも橋容疑者が横領した可能性があるとみて、調べています。


みんなの党渡辺代表 行田氏に入党要請

みんなの党の渡辺喜美代表は、この夏の参議院選挙の埼玉選挙区で出馬を予定している、みどりの風の行田邦子参議院議員の事務所を訪れ、みんなの党への入党を要請しました。渡辺代表は「参院選は天王山。この選挙で、自民・公明が過半数をとるのは阻止したい」と述べ、行田氏に入党を求めました。これに対し、行田氏は、「行政改革や公務員制度改革地方主権改革など、国の統治機構改革の内容は路線が同じで、中身が濃い」と、みんなの党と政策が共通していることを評価しました。しかし、「みどりの風のメンバーや、支援者の声を聞いて結論を出したい」と述べ、回答を保留しました。行田氏は、2007年の参議院選挙で民主党から出馬し、トップで初当選しましたが、当時の野田政権が掲げた消費税増税に反発して、去年7月に民主党を離党しみどりの風を立ち上げました。参議院選挙の埼玉選挙区では、定数3に対し、自民、民主、公明それに共産が候補者の擁立を決めています。


死亡事故遺族が講演「被害者に寄りそう支援を」

交通事故で両親を亡くした遺族の女性が、21日、さいたま市で講演し、「被害者に寄りそった顔の見える支援」を求めました。講演には、2008年に、熊谷市で9人が死傷する飲酒運転事故で、夫の両親2人を亡くした小沢樹里さんらが招かれました。小沢さんは、事故直後は、夜も眠れない状態で、文字が頭に入らなかった経験から、「遺族は、皆さんが直接、声をかけてくれることでやっと冷静になれる。顔と顔を見合わせた支援をしてほしい」と訴えました。また、「事故当時の記憶を忘れないために、日記を書くよう勧めたり、一緒に病院に行って先生の話したことを書き留めたりするだけでも助かる」と被害者に付き添ってサポートする大切さを語りました。


自民県議団「貧困ビジネス」規制条例案提出へ

県議会最大会派の自民党県議団は、生活保護の受給者に、不利な条件でサービスを提供する「貧困ビジネス」を規制するための条例案を、現在、開かれている2月定例県議会に提案します。条例案は、「無料低額宿泊所」を運営する業者に対し、長期滞在を防ぐため、生活保護受給者との契約は1年以内とし、1人当たり3畳以上の空間を確保することなど、適正な運営を求めています。また、小規模事業者も、県への届出を義務付け、不適正な運営をしていれば、県が、立ち入り調査をして指導や勧告をします。従わなければ、業者名を公表しますが、政令市のさいたま市と中核市の川越市は、対象から外されます。条例案は、県議会の過半数を占める自民党が提案することから、2月定例県議会で、可決する見通しです。県社会福祉課によりますと、県内には46か所の無料低額宿泊所があり、生活保護費をほとんど支払わせながら、十分な食事を提供していないなど、悪質な業者の規制になるのではないかと期待されています。


中学生がお点前披露

狭山茶の産地として知られる入間市の中学校で、授業で習った茶道の成果を発表しようと、生徒が、保護者を招き、お点前を披露しました。入間市は、日本の伝統文化に触れてもらおうと、去年11月から、市内すべての中学校で、茶道の授業を行ってきました。このうち、入間市立野田中学校では、13回にわたる授業で、お湯を沸かして茶を点てるまでの茶道の基本的な動作「盆点前」を学んできました。最後の授業となった21日は、生徒が、授業の成果を披露しようと、保護者や友人を招いて、発表会を開き、もてなしの心で点てたお茶を振る舞いました。


梅の花ほころぶ

冬型の気圧配置で、厳しい寒さが続く中、県東部の梅の名所越谷梅林公園では、早咲きの紅梅がほころび始めています。越谷市大林の越谷梅林公園では、2万2千平方メートルの敷地に、およそ40種類、300本の梅が植えられています。今は、錦性梅や一重寒紅など、早咲きの紅梅がほころび始め、3分から4分咲きになりました。今年は冬の寒さが厳しかったため、開花は例年より1週間ほど遅れていて、紅梅の見頃は、来月上旬ごろだということです。また、梅郷や白加賀などの白梅はまだつぼみで、見頃は来月の中旬ごろになりそうです。梅林公園では、来月の9日と10日に、地元自治会の模擬店や、野点などの催しが用意された恒例の梅まつりが開かれ、多くの人たちで賑わうということです。


戦争の記憶を語り継ぐ

さいたま市で、戦争の記憶を次の世代に伝えていこうという企画展が、開かれています。この企画展は、東京都の平和祈念展示資料館が、戦争経験者の苦労や歴史を後世に語り継ごうと、毎年、全国で企画していて今年初めて、埼玉県で開かれました。展示されている「赤紙」は終戦の年、神奈川県に住む男性に、本籍地のある佐賀県の連隊への招集を命じたものです。シベリアの抑留者が使用していた防寒着は、両袖がありません。零下40度の極寒の地にもかかわらず、飢えに耐えかね、現地の労働者とパンと交換したためです。また、会場には、兵士たちが戦地で背負っていた、鉄の帽子やリュックサックなど、合わせて20キロになる荷物を持ち上げることができるコーナーがあり、兵士たちの苦労を、体験することができます。「平和祈念展inさいたま」は、今月23日まで、さいたま市北区のプラザノースで開かれています。


浦和レッズ 監督らが清水さいたま市長を訪問

来月2日のJリーグ開幕を前に、浦和レッズの社長と監督らが地元・さいたま市の清水市長のもとを訪れ、シーズンでの健闘を誓いました。21日は、浦和レッズの橋本光夫社長とミハイロ・ペトロヴィッチ監督らがさいたま市役所を訪れました。はじめに、ペトロヴィッチ監督が選手全員のサインがはいったユニフォームを清水市長に手渡しました。清水市長は、「補強もうまく進みチーム力が上がってサポーターが求めるレッズになっていると強く感じる。アジアチャンピオンズリーグ、Jリーグとも優勝してほしい」と激励しました。これを受け、ペトロヴィッチ監督は「さいたま市が我々を後押ししていると強く感じ、それが我々のモチベーションとなっている」と力強く述べ、カップ戦、リーグ戦での健闘を誓いました。