大相撲初場所を最後に引退した元小結高見盛の振分親方が19日、出身地の青森県板柳町に引退後初めて帰郷した。後援会長でもある舘岡一郎町長に、引退と親方就任を報告し、「自分より上に行く力士を育てたい」と抱負を語った。
黒のスーツ姿で町役場を訪れた振分親方は、舘岡町長に「親方として相撲界に残ることになりました。現役時代は大変お世話になりました」とあいさつ。町長は「一生懸命な土俵人生ご苦労さまでした」とねぎらった。
親方としての今後について「新弟子を育成するのが何より大事」と断言。「自らがんがんいく相撲を教えたい」と話した。