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【サッカー】

バイエルン8強グイッ 敵地でアーセナル圧倒

2013年2月21日 紙面から

◇欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦第1戦

 【ロンドン原田公樹】欧州チャンピオンズリーグ(CL)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦の2試合を行い、昨季準優勝のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が敵地でアーセナル(イングランド)を3−1で下し、8強入りを有利にした。

 バイエルンは前半7分にクロースが先制し、同21分にミュラーが追加点。1点返されたが、終始アーセナルを圧倒し、後半32分にはマンジュキッチがゴール決めて突き放した。

 ポルト(ポルトガル)はホームでマラガ(スペイン)に1−0で先勝。後半11分にモウティーニョが先制点を決め、逃げ切った。第2戦は3月13日に行う。

 敵地でも、バイエルンの強さは圧巻だった。中盤から激しくプレッシャーをかけ、アーセナルの選手からボールを絡め取ると、次々に連係して攻めた。開始7分にMFミュラーの右クロスからMFクロースが先制。勢いづいた同21分、DFファンブイテンのヘディングシュートはGKに弾かれたが、ミュラーが体を投げ出して押し込めた。

 「前半からすごくよかった。先制点でアーセナルを変な感じに陥れた。後半、アーセナルはファンの声援もあって自信を取り戻したが、3点目は効いたはずだ」とFWリベリー。後半1点を返されたが、同32分にFWマンジュキッチが追加点を決め3−1で勝った。

 プレーの質も運動量、戦術など、全てアーセナルを上回った。昨季準優勝で涙をのんだバイエルンよりも、さらに強くなった印象だ。DFダンテとMFハビ・マルティネスの加入で、守備が大幅に安定したことが大きい。現在、首位を独走する国内リーグ戦は22戦でわずか7失点という数字が堅守を物語っている。

 攻撃陣のチーム内競争もさかんで、3点目を決めたFWマンジュキッチは、今季FWゴメスからレギュラーを奪った新エースだ。「いま我がチームは絶好調。相手のわずかなミスを逃さず有利に戦っていく。第2戦も同じやり方をする」とハインケス監督。0−2の敗戦でも勝ち上がれるが、攻めてホームでもアーセナルをたたく。 

 

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