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処分地選定で近く検証結果報告2月15日 16時36分
石原環境大臣は、15日、栃木県の福田知事と会談し、栃木県矢板市が放射性物質を含む廃棄物の最終処分場の候補地とされたことについて「なぜ候補地の提示が唐突な形になったのか検証し改めるべきところは改めたい」と述べ、近く検証結果をまとめ地元に伝える考えを示しました。
国は放射性物質を含む焼却灰などの最終処分場の候補地に去年9月、矢板市の国有林を提示しましたが、地元が反発を強め計画は進んでいません。
この問題について、福田知事は、15日、環境省を訪れ石原大臣と会談しました。
この中で、石原大臣は「候補地の提示がなぜあんな唐突な形になって、地元の方が怒ってしまうやり方になってしまったのか検証作業を続けている。改めるべきところは改めたい」と述べ、近く検証結果を地元に報告する考えを示しました。
これについて、福田知事は会談後、「検証作業をできるだけ早く進め報告にあがりますということだったので、それを待ちたい。自民党も公明党も政権に復帰する前に、『選定過程を見直します』と言ってきたのだから、それとの整合性をどう取るかがポイントだと思う」と述べました。
最終処分場を巡っては、国は民主党政権の下で、矢板市と茨城県高萩市を候補地として提示しましたが、政権交代のあと、候補地選定の過程に問題がなかったか検証を進めています。
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