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福岡市「PM2.5予報」開始2月15日 18時4分
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中国で深刻な大気汚染が続き、日本への影響が懸念されるなか、福岡市は、大気汚染物質「PM2.5」の濃度が、国が定める環境基準を超えるおそれがないか、15日から予報を始めました。
中国では、東部や内陸部を中心に、車の排気ガスなどに含まれるPM2.5という極めて小さな粒子の濃度が高くなり、深刻な大気汚染が続いています。
このため福岡市は、日本への影響が懸念されるとして、15日からPM2.5の大気中の濃度の予報を始めました。
市内6か所で測定した午前6時時点の濃度のデータを基に、その日一日の平均値が、国が定める環境基準を超えるおそれがないか予測し、毎朝7時にホームページに掲載します。
15日は、環境基準を超えるおそれはないという予報が出されています。
福岡市では、基準を超えることが予測される場合は、外出時のマスクの着用や外出後のうがい、それに洗濯物をできるだけ外に干さないことなどを呼びかけることにしています。
ことし4月ごろからは、防災メールで自動的に知らせるサービスも始めることにしています。
福岡市によりますと、自治体が独自にPM2.5による大気汚染の予報を行うのは全国でも初めてだということです。
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