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【社会】

PM2・5全国31%で基準値超 1月末、越境汚染の影響と環境研

2013年2月21日 19時50分

 1月31日と2月1日の測定局ごとの1日平均のPM2・5濃度(国立環境研究所提供)

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 微小粒子状物質「PM2・5」の大気汚染で、国立環境研究所は21日、1月31日の大気中濃度が全国155測定局の31%に当たる48測定局で環境基準値を超えていたと発表した。大気中濃度は西高東低の分布を示しており、専門家らは「一部で(中国など)大陸から国境を越えた汚染の影響があった」と結論付けた。ただ大都市圏では、地元での汚染が重なって濃度が上昇した可能性が高いとしている。

 同研究所によると、1月1日〜2月5日について、大気中濃度の1日当たりの平均値を分析。その結果、少なくとも1カ所以上の測定局で環境基準値を超えた日が16日あった。

(共同)
 

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