2013/02/21
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【今週の旅の目次】
◇
郷愁の原風景
◇
山久瀬洋二の出張先にて
◇
まぐまぐからのお知らせ
◇
地球の歩き方〜海外特派員だより〜
【編集部より】
今週の『郷愁の原風景』は大分県別府の鉄輪(かんなわ)温泉を特集!
『山久瀬洋二の出張先にて』ではアメリカ・ニュージャージー州プリンストンをご紹介します。
今週も『旅まぐ』をゆっくりとお楽しみください。
今週月曜日に二十四節気の「雨水」を迎えた日本列島。「暖かさに雪が雨に変わり、氷がとけ始める頃」とされますが、週間天気予報を見ても雪だるまのマークは並んでいますし、降雪がないまでも、最低気温が氷点下になる地域も。やはりまだまだ温泉が恋しい季節です。今週は大分県別府市の鉄輪(かんなわ)温泉を訪ねてみました。
湯の湧出量、源泉数ともに日本一の温泉王国・大分県にあって、抜群の知名度と人気を誇る別府温泉は、“市内八つの温泉郷の総称”というのをご存知の方も多いかと思います。今回訪れた鉄輪温泉は、古の湯治場の雰囲気を色濃く残す、郷愁をそそられる湯の街。
泉質も、ナトリウム塩化物泉、含ホウ酸食塩泉、単純泉など多彩で、決して広くない街なかには無料〜100円で入湯できる公衆浴場も6軒あり、そのいずれもが、地元の方々の手により清潔に保たれています。
そんな鉄輪温泉といえばむし湯でも有名ですが、手軽に楽しみたい方におすすめしたいのが、足蒸し湯。木製の箱の中に膝から下を入れ蒸気に当たる、いわば“足だけサウナ”ですが、これが思った以上に心地よく、体の芯から温まると評判です。「いでゆ坂ポケットパーク」では、この足蒸しと足湯が無料。朝9時から夜9時まで、観光客で賑わいを見せています。
ところどころから湯気の上がる路地を散策するのも鉄輪温泉の楽しみ方の一つですが、そこでよく目に留まるのが、お地蔵様。古くからの公衆浴場では、入り口にあるお地蔵様に入浴前に手を合わせる子どもたちの姿を目にすることもできます。
「鉄輪の人々が信心深いのは、一遍さんへの感謝を忘れないから」とは地元の方の弁。かつては熱湯や泥が吹き上がり、“地獄”と呼ばれたこの地を訪れた一遍上人が、霊力で湯や泥を鎮めたという開湯伝説が残る鉄輪温泉に住む人々は、感謝の念を持ち続け、入湯前にはお地蔵様に手を合わせるのです。
詩人の野口雨情が「豊後鉄輪、むし湯の帰り、肌に石菖の香が残る」と詠じたほどの鉄輪温泉。湯治場の情緒を感じる旅に、あなたも出かけてみませんか?
鉄輪温泉湯けむり散歩・ゆうぐれ散歩
ボランティアガイドさんによる湯の街案内。
鉄輪の風情と人情を肌で感じられること請け合いですよ。
別府湯けむりライブカメラ
重要文化的景観にも選ばれた、湯けむり立ち上る別府。
毎週土日はその湯けむりをライトアップ。ぜひその目でお確かめください。
湯けむりの里 東屋
別府湾と湯の街の景観をお部屋からどうぞ。
景色、温泉、お食事すべてが楽しめる宿。
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アメリカへ出張。
ニューヨークから、久しぶりに列車に乗って
プリンストン
まで打ち合わせに行った。
ニュージャージー州プリンストンといえば、大学都市で有名で、アメリカの知の集積といっても過言ではない。
でも、ニューヨークから現地までの窓辺の光景はそれとは正反対。
窓辺を流れ去る工場の廃屋や、すすけた大鉄橋、周辺に並ぶ50年以上を経た家々を眺めていると、何故か心が落ち着いてくる。
どうしてだろう。一見非人間的な錆び付いた工場街が、なぜ癒しになるのか。去り行く20世紀へのノスタルジーを感じるからか。
50年代、この工場地帯では労働者が汗を流して働いて、腕っ節の強そうな男達が巨大なダンプで物資を運搬し、街角の駄菓子屋には、子供達が集まってブルックリンにあった野球チーム、ブルックリン・ドジャースの選手の
ベースボールカード
を自慢し合っていただろう。
マフィアもいて、労働組合の争議もあった。
人々は汗臭く、残酷で、率直で、そして常に笑い、怒り、体を動かしていた。移民が仕事をめぐって睨み合うかと思うと、一緒に酒場で語らっていた。
工場の煙突からは煙がもくもくとあがり、石炭の臭いが充満し、滑車や歯車は油でべたべたして、きしみ合っていたはずだ。
今、巷で稼働する工場には、油の臭いも、錆びた鉄のクレーンもない。汗まみれのオヤジたちも、もちろんいない。皆首から身分証明書をぶら下げて、清潔に、粛々と働いている。
だから車窓からの光景に、人間臭5$N;D1F$r;W$$!"2{$+$7$/$J$C$F$7$^$&!#
午後、ニューヨークに戻り、時間があったので、
MoMA(近代美術館)
に。
そこには、近現代の絵画、彫刻、そして写真が展示される。
50年代から60年代の写真、そして
ジョルジュ・デ・キリコ
の煙をはく煙突の絵の前で足が止まる。
20世紀の人にとっては、鉄の建造物は繁栄の象徴でありながらも、時には人を疎外する怪物でもあった。アーティスト達も、鉄を友人にしようか、人間性を破壊する象徴にしようか逡巡していたことが、作品をみるとよくわかる。
そんななか、やたら建物の間の空間が印象的なキリコの絵をみて、ちょっと心が落ち着くような気分になるとき、あのニュージャージーの光景が蘇る。
我々には鉄へのノスタルジーが確かにある。
子供の頃よく聴いたトタン屋根を叩く冷たい雨の音。次になぜか鉄人28号を思い出し、そうだ、間違いなく鉄は我々の友であったなどと考え、笑みを浮かべてしまう。
二時間ばかり経過。ちょっと疲れてきたので、一服しようと美術館を後に、陽の傾きかけた街にでた。
山久瀬 洋二(やまくせ ようじ)
大手出版社のニューヨーク駐在員を経て現地でコンサルタント会社を起業。日本とアメリカを中心にグローバル企業で人事管理・人材開発のコンサルティングを行う。著書は
「日本人が誤解される100 の言動」
「言い返さない日本人」
≫ 読めば国際感覚が養える
『 山久瀬洋二 公式ブログ』
≫ 英語と日本語のバイリンガルでつぶやく
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ハンガリー 日本と違う温泉文化
ハンガリーは隠れた温泉天国。ただ、日本とは勝手が違い水着、ビーサン、飲み物が必携です。あとタオルや最小限の現金、小腹の空いた時用のお菓子やドライフルーツがあれば快適な温泉タイムを過すことができます。日本人にとってはプールに行くようなイメージですね。
ビーサンは施設内を移動するので、ほとんどの人が履いています。基本的には水着を着用し、飲み物をテキトーなビニール袋に入れ、温泉に入る時はタオルと一緒に見える所にぶらさげておきます。
施設内は結構複雑な造りのうえ、説明文がハンガリー語になっているので迷いますが、自然発生的にお客同士で助け合う習慣になっています。困った顔でウロウロしていると誰かが必ず助けてくれます。
左の写真は温泉でよく見かける定番的ハンガリーマダム。我が家では愛情込めて『ロボコン』と呼んでいます(悪意はありません)。日本から来た母が『太ってるから…』と躊躇していたのですが『ハンガリーなら痩せて見える』と強引に説得し家族で温泉へいくと、流れるプールのような温泉にご満悦。さらに気になっていた体格も細めに見える奇跡が!!
ハンガリーの温泉でお楽しみの一つが、マダム達の色鮮やかなキャップ!!下の写真のパッケージをご覧あれ!この色鮮やかなキャップの数々。マダム達のオシャレポイントとなっていて、湯船に浸かりながらキャップ観察が恒例となっています♪
そんなこんなで長湯すると、上がる頃にはふらり…。たった1センチもない高さのビーサンにつまずきそうになったりします。
体躯の良い欧米男性は温泉&サウナをリピートを繰り返すので、「欧米人は体力が違うのね」と思って見ていると、目の前でのぼせて、ふらふらしていたりします(笑)。
国籍、性別問わず調子に乗って長湯をすると足元が定まらなくなるのは万国共通のようです。
ハンガリーにお越しの際は日本とは違った温泉を楽しんでみてはいかがですか。ちなみに長湯にはくれぐれもお気をつけください!
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