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2013年2月20日(水) 東奥日報 ニュース



■ 「龍涎香」にストレス軽減効果

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 カネボウ化粧品(本社東京)は奈良教育大学の福井一教授との共同研究で、マッコウクジラの体内で生成されるという貴重な天然の香り素材「龍涎香(りゅうぜんこう)」の主要香気成分に、ストレスを軽減させ、親しみやすい表情を引き出す効果がある−との研究成果をまとめた。3月16日に青森市の県立美術館で開幕する「大哺乳類(ほにゅうるい)展」(主催・青森放送、東奥日報社)に実物の龍涎香と精油を展示し、来場者ににおいを体験してもらう。

 研究によると、龍涎香の主要香気成分「テトラノルラブダンオキサイド」のにおいをかいだ女性の唾液成分を調べたところ、女性の気持ちを落ち着かせるホルモンの値が上昇し、逆にストレスがかかると上がるホルモン値は減少したという。また写真を使った調査で、香りをかいだ人の表情にも影響を与えることが分かった。

 龍涎香は黒や褐色が混ざった油性の塊で、マッコウクジラの腸壁からの分泌液が、のみ込んだイカのくちばしなどを包み込むように固まったものとみられている。海岸に打ち上げられたものは、少なくとも6世紀以降の中東や中世ヨーロッパの貴族の間で珍重され、いまだに入手が困難となっている。

 カネボウ化粧品の駒木亮一主席研究員は「精油は独特の潮風のにおいと甘い香りがする。一生に一度あるかないかの機会なので、来場した方にはぜひともかいでもらいたい」と話している。

 カネボウ化粧品はテトラノルラブダンを使った香水「AOアンバーフレグランス」を独自に開発。大哺乳類展の会場で、25ミリリットル入りを2100円で販売する。

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