尖閣国有化に端を発する日中関係の冷え込みが深刻な状態となっている。
無論、連日に渡る大手マスゴミによる”煽り立て報道”にて、実態以上に日中間の緊張状態が誇張され、反中感情が高まっていることは否めないが、さすがにここまで”炎上”してしまうと、事実・真相がどうのこうのというレベルの問題ではなく、”感情論”的に日中関係は悪化していくことであろう。
この「尖閣大炎上劇」に火をつけたのは、アメリカ「ヘリテージ財団」にて尖閣購入を宣言した石原バカ都知事であり、あちらこちらに火を放っておきながら、後は素知らぬふりで”高みの見物”を決め込むその姿は、まさに”放火魔”そのものである。
糞ブッシュ・ネオコン政権の裏側でも暗躍した、この「ヘリテージ財団」なる”極悪シンクタンク”にて尖閣購入が宣言されたことが意味するところは、日中間に”意図的”に緊張状態を創出し、武器・弾薬・軍用機を日本に売りつけることである。
即ち、中国による攻撃に備えて、武器弾薬を買いやすい雰囲気づくりをおこなってきっちり”商売の種”にするという、米軍需産業のいつもの”セールス手法”である。
別の言葉で言い換えるならば、米ネオコン・軍産複合体と大手マスゴミ合作による”愛国心””ナショナリズム”につけ込んだ「悪徳ビジネス」である。
実際、多くの国民が尖閣における”囮(おとり)””軽い挑発”たる中国船・台湾船の動向に気をとられている間に、あれだけ騒がれていた”未亡人製造機”オスプレイが毎日のように岩国基地から訓練飛行に飛び立ち、早速に合意された「安全確保策」を反故にして住宅地上空を飛び回る始末である。
そして、宗主国アメリカのみならず、今回の日中関係緊迫に色めき立っているのが、「親米保守」の”右巻き”政治家どもである。
以下の読売新聞記事にあるように、右巻きの急先鋒たる自民党・安倍と石破らが、TBS番組内で「米海兵隊と同様に緊急展開できる機能を持つ新部隊(海兵隊)を自衛隊に創設すべき」との考えを示したというのであるから、いくら何でも図に乗りすぎであろう。
同番組を観た訳ではないが、「軍拡」が大好きな安倍と石破は、今回の「尖閣大炎上劇」を目の当たりにして、一種の”高揚感””気持ちの昂(たかぶ)り”のようなものを感じているのであろう。
本能的に訴えるものを感じ、血が騒いで興奮状態にあることが、安倍と石破にこのような過激な発言をさせたというのが個人的見解である。
その真偽はともかくとして、新たに海兵隊創設となると莫大な軍事予算が必要となることは自明であり、それを誰が一番喜ぶかは言わずもがなであろう。
そして更に尖閣騒動に便乗し、輪をかけるように行なわれているのが、グアムにおける「米軍と自衛隊による離党上陸共同訓練」である。
この共同訓練が意味するところは、”反中””反日”感情の煽り立ては勿論のことであるが、更に深読みすれば、今後、グアム・テニアンに移転する米軍基地の整備費を日本に”肩代わり”させる既成事実づくりである。
財政難に喘ぐ米軍が、今回、自衛隊を離島上陸共同訓練に引き込んでいるのも、いつもの如く日本から”カツ上げ”するためではなかろうかというのが個人的見解である。
兎にも角にも、石原バカ都知事が”放火魔”の如く放った炎は、いまや尖閣周辺における緊張状態の創出に留まらず、アメリカの軍需産業とこれに与する連中に大いに”悪用”されていることに気づくことが肝要であろう。
(転載開始)
◆オスプレイ住宅地飛行か ヘリモードも住民目撃
2012年9月25日 東京新聞 朝刊
山口県と岩国市は二十四日、米軍岩国基地の新型輸送機MV22オスプレイが試験飛行中に住宅地上空を飛行したとの情報が寄せられたとして、防衛省中国四国防衛局に飛行内容を照会した。市基地政策課は「日米合同委員会の合意に反する飛行があったかどうか確認したい」としている。
合意した安全確保策では、移動の際は可能な限り水上を飛行することになっているが、市によると、二十三、二十四日、岩国市由宇町と同県周防大島町の住民から「住宅地の上空をオスプレイが通過した」との目撃があった。
安全確保策ではほかに、垂直離着陸を行う「ヘリコプターモード」での飛行を原則として米軍の施設・区域内に限っているが、二十三日には区域外の広島湾などでオスプレイがヘリモードで飛行する様子が目撃され、併せて事実確認を求めた。
地元市民団体も二十四日、オスプレイが市街地上空を試験飛行しているとして、市に対し、国に飛行中止などを求めるよう要請文を提出した。三十日には岩国市役所前で、反対集会を開く予定だ。
岩国基地では二十四日も四日連続で試験飛行が行われ、三機の飛行が確認できた。事故や大きなトラブルはなかった。基地上空を低空で周回、離着陸を何回も繰り返した。
◆安倍・石破氏「海兵隊を」…石原・林氏は慎重
2012年9月24日10時55分 読売新聞
自民党総裁選(26日投開票)に立候補している安倍晋三元首相(58)、石破茂前政調会長(55)は24日午前のTBSの番組で、沖縄県の尖閣諸島など離島防衛を念頭に、米海兵隊と同様に緊急展開できる機能を持つ新部隊を自衛隊に創設すべきだとの考えを示した。
安倍氏は「島嶼(とうしょ)防衛では、島がもし占領されたら、兵隊を送る部隊を持つべきだ。陸上自衛隊に置いてもいい」と述べ、石破氏も「海のある国は持っている。日本だけが持たなくていいのか」と強調した。
これに対し、石原伸晃幹事長(55)は「海兵隊自体は否定しないが、外交的努力とあいまって離島を守る姿勢を示していかないといけない」と創設に慎重な姿勢を示した。林芳正政調会長代理(51)も「将来的に検討すべき課題だ」と述べるにとどめた。町村信孝元官房長官(67)は出演しなかった。
◆クローズアップ2012:グアムで日米訓練 離島上陸能力、強化急ぐ陸自
2012年09月25日 毎日新聞 東京朝刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20120925ddm003010110000c.html
米海兵隊との強襲上陸後、敵を警戒しながら前進する陸自隊員=米グアムのアプラ港海軍基地で2012年9月22日、、鈴木泰広撮影
◇必要性強調、「尖閣」に乗じ
陸上自衛隊が海から陸へ攻め上がる海兵隊的な能力の獲得を急いでいる。米グアム島では26日まで、沖縄に駐留する米海兵隊と初めて離島を使った共同訓練を実施中。防衛省には、尖閣問題を機に離島防衛強化の必要性をアピールしたいとの思いがにじむ。一方、中国の海洋進出を念頭に同盟強化を図る狙いで一致する米国には、財政難を背景に「任務の肩代わり」を求める思惑がある。
グアム島・アプラ港の米海軍基地。22日に行われた離島奪還訓練では、沖に停泊する米海軍の揚陸艦トーテュガを出た上陸用舟艇が陸地に近づき、陸自と海兵隊の約60人が7隻のゴムボートに乗り換えて出撃。陸自隊員は砂浜から上陸後、89式小銃を携えて前進し、襲撃の足がかりとなる場所を確保した。
8月21日から37日間に及ぶ訓練には陸自から、九州・沖縄に2000以上ある離島の防衛専門部隊の西部方面普通科連隊(長崎・相浦駐屯地)や沖縄の第51普通科連隊の計約40人が参加。北マリアナ諸島のテニアン島周辺海域などで揚陸艦からの出撃方法や上陸作戦のノウハウを学び、グアムに移った。
陸自と米海兵隊が05年に始めた米本土での離島防衛の訓練は現地部隊が相手だが、今回は実際に有事の際に連携する第3海兵機動展開部隊(司令部・沖縄)との共同。しかも舞台は離島だ。中国が対米防衛ラインを沖縄を含む「第1列島線」から「第2列島線」へ押し広げる中、日本により近い場所で実施したことにも意味がある。
〜中略〜
◇米、日本に肩代わり期待 財政難背景、自衛隊に重責
「我々の包括的な国防戦略は、アジア太平洋に能力を分散させ、(同盟国との)訓練と基地の共同使用を通じ、同盟関係の強化を目指すものだ」
米上院公聴会で20日、証言したキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)はオバマ政権が今年1月に打ち出した新国防戦略の柱に同盟関係の強化があることを強調した。今回の共同訓練はその戦略を実行段階に移したもので、更に今年4月の在日米軍再編に関する共同文書には、これら地域で基地の共同使用を模索する方針も盛り込まれている。
〜中略〜
一方で、同盟国重視には、米国の財政状況が厳しさを増している事情も垣間見える。米側が日米同盟における役割や任務に関する協議に積極的なのも、可能な限り「任務の肩代わり」を自衛隊側に期待しているからだ。
実際、在日米軍再編の一環として日米両政府で合意した在沖海兵隊のグアム移転経費についても米上院は経費の承認を留保したままで、米議会内での財政削減圧力は極めて高い。こうした中、テニアンの基地整備構想に関しては日米共同使用とすることで、日本側に財政負担を期待する意図もある。
【ワシントン古本陽荘】
(転載終了)
実効支配たる「EEZ(排他的経済水域=200海里)」でもう漁船が実操業していることからも、「放火魔チンドン屋=石原慎太郎」は責任を取らんとアカン。
それやのにや!それやのに「もっと過剰、過激なことになったら『寄らば切るぞ(←「斬る」の間違い。さすが3K)』と言ったらいい」というとる。
中国や台湾の漁船や巡視船が
「EEZ(排他的経済水域=200海里)」に入ってや、漁船が操業し取る時点で「鞘どうしあたってる」から「寄らば斬る」どころか、「問答無用!手打ちに致す!」やで、事態は。本来なら右の愛国心を持つなら「砲撃を加える。退散せよ」と発言すべきや。
トーンダウンもええかげんにせえ!!
それも想定せんと勇ましいことのたまっとったとしたらミスリードどころか、有害なだけやがな。
あの石原のおっさんは想定できんかったんか?
わいは想定しとって、そうやするやろとおもっとった
事態でっせ。それも想定でけんとしたら、アホやがな。馬鹿やがな。
これからどうなっていくかも予想でけるで。
1.まず中国によるEEZへの侵害が常習化。
2.次に米国の尖閣に対して日本の梯子はずし。
3.またオスプレイを日本のヘリ空母配備。
鎖国でもするつもりなんかなぁー?
あほらしいて、ねむとなるわ。
最近めっきりコメントがなかったので、どうされているのかと思ってましたよ。
(一足先に海外に行かれたのかなと思案していました)
中国でも北京閥から上海閥へのパワーシフトを間近に控え、何やら怪しげな動きが散見されますが、そんな不安定なところにまんまとアメリカにしてやられてますね。
アメリカは商売大繁盛で、またまた世界中に不幸をばら撒くといういつもの構図が目の前で展開されてますね。
さっきのコメントで言い忘れてたことがおます。
アメリカのみならず、イギリスのマスコミも政府も中国の言い分をのせてまっせ。
しかもや、日本と同じように領土・領海で苦労しとる
フィリピン、ベトナムも日本に同情的な報道や政府コメントがない。どっちかというと「いらんことしやがって!」という論調や。
日本人の大多数のB層や3Sアホや鶏頭は「井の中の蛙」「便器のイモリ」「うんこの蠅」ちゅうことを自覚でけてない。痛烈な反省もない。
で彼らは「反中・反韓」やそうや。愛国心の欠片もないくせに。やから「愛してるよ、ハシゲ」なんや。
ホンマにどうしようもない。
それこそ反日だろ、何かあれば米国の陰謀だの馬鹿なんじゃないですか?
平和的解決?無理に決まってるでしょ、あの国々は日本を敵視している。
「自衛隊は要らない!米軍要らない!軍事兵器要らない!」とか言ってる奴は他国から攻められて武器もなく殺されても文句言うなよ?
申し上げにくいのですが、「釣り針」が大きすぎて扱いに困ります。
それとも道を間違えて迷い込みましたか?恐らく場所を間違えられたのでしょう。
無事仲間の元に帰れるといいですね。
それとあなたの祖国、その武器で守れるといいですね。
幸運を祈ってます。
2000−2009のアメリカのやりたかったことが、アフガンでの石油パイプラインの建設と、イラクの取り組みとするなら、今は中国の取り組み、この40年余りで大きく成長した果実の取り入れ。最終目標はロシア。
クリントンの介入派、ブレジンスキーの現実派の違いはあってもアメリカの目指すところは同じ。その結果、私も含めた庶民の生活がどうなるか?これが今一番の関心事です。
余りお勉強をしてない人たちは熱くなる?失礼。
「どうやって領土を守る」? そもそも、今の日本に守る「領土」などないではないか!
「日本の領土を差し上げます」? 67年前にアメリカに召し上げられたまま、じゃないか!
それも尖閣だの竹島だのじゃない、「日本本土」が、だ。
「あの国々は日本を敵視している」? 敵対し合うように仕組まれている、が正解だ。そもそも、竹島、尖閣など、アメリカが韓国、中共をけしかけて仕組んだ「紛争の種」ではないか。
それでも理不尽に侵略されたらどうするか? アメリカに頼るのではなく「自分の国は自分で守る」だ!
俺は「九条」信者ではないから「国防軍事力」は否定しない。ただし「アメリカの植民地軍」としてではなく、あくまでも「独立国日本としての国防軍事力」は、だ。
「帝国主義者」ではないから覇権のための侵略戦争は否定するが、「侵略されれば」断固として国を守るための自衛戦争(自衛権)は肯定する。そのために必要なのは「アメリカの傭兵・自衛隊」じゃない、日本の独立主権を守るための「国防軍」だ。
(しかし、それでも極力、戦争を回避するための外交努力はぎりぎりまで行なう。だが、そもそも断固として国を守るという決意があるならば、相手もそうそう簡単には戦争を仕掛けられないのだ。)
アメリカはしょせん、自国の覇権のために「傭兵・自衛隊」を動員したいだけなのであり、「集団安全保障」とはアメリカのために自衛隊を動員するための「外交辞令」に過ぎない。そのアメリカを盲信するとは、お目出度いもいいところだ!
だから、俺は「九条」も「日米安保・日米同盟」も共に反対、なのだ。
しかし、そのためには「アメリカ植民地から独立」しなければ、おハナシにならんだろう? 「主権」のない「アメリカ植民地」のままで、「領土」もへちまもないものだ。
以上、「独立派右翼」の主張、でした。
いや、そもそもが「本気で国を守る気概」があるならば、「アメリカ植民地から独立するぞ!」が真っ先に来るのが当り前だろう!
「アメリカ植民地」守ってどうするんだ、「国を守る」ためには、「独立」しなきゃ、守るべき「国を取り戻さなけりゃ」ハナシにならんじゃないか!!
本物の気概もないくせに、口先だけは勇ましく、いざとなったら結局は「アメリカさん頼み」じゃないか!
こんな「口だけ番長」どもに、「国防」だの「祖国愛・母国愛」(権力者の「国民動員の口実である愛国心」ではない!)だの、口にする資格があるか!!
6年8ヶ月の占領と60年間の植民地支配、アメリカ支配67年から断固、「独立するぞ!」
「アメリカ事大主義」から訣別するぞ!!
これが「独立派右翼」の主張、であるはずだ。
安っぽい壊死原1人の命なんてでは、償いはつきません。
中国分断をヤり始めたロス茶=廃れた世界支配者。また不幸撒き。
壊死原さんも畳の上では難しく しぬにしねない苦痛をアト30年。
安倍元総理の返り咲きで喜んでいる人達の多い事…未だに保守親米=愛国と思い込んでいて、米戦争屋や国際金融資本サタニストの存在や世界は裏で繋がっている事を分かろうとしません。全く思う壺です。
習近平ーロムニーー安倍ラインは危険ですね。
勇ましい事仰る方々は、真っ先に身体を張って守って欲しいです。ご自分の身内を兵役させる覚悟もあるのでしょうね。
石原の購入宣言がいつで、オスプレイの導入やFX購入計画やミサイル防衛の共同開発が、いつどのように決まって、購入宣言の前後でどのように変わったのか、時系列でまとめてくれ。
2015年にお互いに独立する予定ではあるが、有事の際は、司令官が米軍、副司令官が韓国軍として引き続き作戦にあたる事に…。
も…もしかして、在韓米軍の存在すら知らないのかも?
あと、さらに言えば、それ以前の問題として、38度線の存在を知らないのでは?
こりゃ、ほんま傑作や!