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選択的夫婦別姓 賛否分かれる
2月16日 17時42分

選択的夫婦別姓 賛否分かれる
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内閣府が行った世論調査では、結婚するときに希望すれば夫婦がそれぞれ結婚前の姓を名乗ることができる「選択的夫婦別姓」の制度について、肯定的な人と否定的な人がいずれも36%で、依然として賛否が分かれていることが分かりました。

この世論調査は、内閣府が去年12月に全国の20歳以上の男女5000人を対象に行い、61%に当たる3041人から回答を得ました。
それによりますと、結婚するときに希望すれば夫婦がそれぞれ結婚前の姓を名乗ることができる「選択的夫婦別姓」の制度について、「別の姓を名乗れるよう法律を改正してもかまわない」と答えた人は、前回・平成18年の調査と比べて1ポイント下がって36%でした。
これに対し、「改正する必要はない」と答えた人は前回より1ポイント上がって36%で、前回の調査と同様、「選択的夫婦別姓」を巡っては依然として賛否が分かれていることが分かりました。
また、「家族の姓が違うと一体感が弱まると思う」と答えた人は前回より4ポイント下がって36%だったのに対し、「一体感には影響がないと思う」と答えた人は4ポイント上がって60%でした。
今回の調査結果について法務省は、「選択的夫婦別姓を巡る国民の意識について、今後も注意深く見ていきたい」としています。

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