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隕石の被害 壁などの修理に時間も2月19日 5時19分
隕石が爆発して落下したロシア中部のチェリャビンスク州では、壊れた窓ガラスや建物の壁などの修理がすべて終わるまでに3週間以上かかる見通しとなり、地元の知事は、州政府の職員らに対して復旧作業を急ぐよう指示しました。
チェリャビンスク州一帯では、隕石の落下に伴い、およそ4700棟の建物の窓ガラスや壁が壊れ、けがをした人は、子ども300人を含む1200人以上に上りました。
州政府は18日、復旧作業に関する会議を開き、学校の窓ガラスの入れ替えが進む一方で、病院やスポーツ施設では壁などが大きく壊れているところが多く、修理がすべて終わるまでに3週間以上かかるとの見通しが報告されました。これを受けてユレビッチ知事は、州政府の職員や関係者らに対して、現地で不足しているガラスや建築資材をほかの州などから確保して復旧作業を急ぐよう指示しました。ロシア政府は、被害を受けた住民を対象に、復旧にかかった費用を補償する方針を示しており、被害の総額は日本円で30億円を超えるものとみられています。
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