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隕石に関心 販売店に客急増
2月19日 19時42分

隕石に関心 販売店に客急増
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ロシアに隕石(いんせき)が落下して世界的に隕石への関心が高まるなか、隕石を販売している東京・新宿の店にも、訪れる客が急増しています。

東京・新宿の販売店では、ふだんは化石や珍しい鉱物を扱い、今月14日からは隕石の特別展を開いて販売を始めたところ、翌日の15日にロシアで隕石が落下し、その後、訪れる客が1.5倍から2倍に急増しているということです。会場には、石ころくらいの大きさから重さが70キロを超える隕石まで、合わせて300点ほどが並べられています。
このうち、127年前の明治19年に鹿児島県に落下したという「九州隕石」は、縦9センチ、横12センチ、厚さ3.5センチで、675万円の値段が付けられています。
また江戸時代の末期に岩手県に落下した「気仙隕石」や、1836年にアフリカのナミビアで発見された重さが74キロある「ギベオン隕石」などが、訪れた人の関心を集めていました。
一見では普通の石との違いが分かりにくい隕石ですが、切り取った表面を見ると、内部に含まれる鉄の量が多い場合は、斜めの線や三角形の模様が見つかるなど、成分によって特有の構造が見られるということです。
この店で隕石の販売を担当する中島司郎さんは、「地味な隕石に関心が高まりうれしいです。購入を考える場合は、成分や構造を十分に聞いたうえで判断してほしい」と話しています。

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