ロシア・ウラル地方チェリャビンスク州の隕石だとして、100万ルーブルで販売を持ち掛けるインターネットのサイト(佐々木正明撮影)【拡大】
【チェリャビンスク=佐々木正明】国営ロシア通信によると、ロシア南部チェリャビンスク州の警察当局は19日、インターネットで「隕石(いんせき)の破片」と称して石を販売していた男を特定、男から60グラムの石を押収した。
調べによると、州内の村に住む20代の男性で、警察当局は今後、石をモスクワの研究所に送り、鑑定して、成分や健康への影響を詳しく調べる。
15日に隕石が落下した後、ネット上では、100万ルーブル(310万円)の高値をつけた謎の石が販売された。警察当局は、隕石と関係のない石であれば詐欺罪にあたるとして、買わないよう呼びかけている。