アクセスを集める方法に絡みつきつつ自分なりの意見も書いてみた

 こちらを読みました。

 さあ絡もうか……。

 絡みついたら結局のところアクセス送ることになるでしょそういうのやめましょうよ、という批判はあるかもしれないですが、まあh抜いたURLだけ貼って言及するのもなんか違う気がするので。

 さて、このブログのPVは、1日平均15000くらいです。正確にはちょい欠けますが。まあ証拠を出せるわけでもないので、吹いてると思っていただいてもかまいません。前にどこかからカウンター借りてきて置いたこともあったんだけど、はてなブログの無料プランについてるやつと数字が違いすぎてなにがなんだかわからないので撤去しました。どっちが正しいんだ。ちなみにグーグルアナルなんとかは設置方法がよくわからないので途中でどうでもよくなった。いまも、俺が設置しかけたよくわからんアナルなんちゃらがなにもカウントせずにネットの海のどこかに存在していると思われる。

 さて、ふだんはPVを鼻にかけるような行為はできるだけ慎むほうです。まあほら、そういうのってやっても別にいいことないし。叩かれて終わりでしょ。

 ちなみに、当人の意識としても「なんかいつのまにかそんな感じになった」というのが実感ですね。たぶん他人がこの数字を出してたら「すげえ」と思うはずなんですよ。でも自分のことだとそうは思わない。なんていうか慣れの問題がありますね。

 最初にアクセスが爆発したときはテンパったし、そのあと、毎日何千人という人が読みに来る状況にプレッシャー感じてわけわかんなくなったときもありましたけど、慣れてしまえば「そんなもん」でしかないです。このアクセスお貴族様め!と思われてもしゃーないですけど、実際にそういう状況になってしまえばもう慣れるしかない。それでも「だれでも読むことができる場所にテキストを置いておく」って決めたんだから。

 

 さて、俺にはブログの運営に関してポリシーらしきものがいくつかあります。以前のブログも基本的に同じでした。

 画像を使わない。自分から積極的な宣伝はしない。ブログを金儲けるために使わない。昔はこれに、可能な限りほかのブログに言及しないなんてのも入ってました。

 ただし、ほかの人がそれをすることはまったく否定しません。俺がこんなこと言ってられるのは、俺には別に本業があるからだし、なにより「自分の書きたいように書く」以外のことをやりたくないからです。めんどくせえんだよ本気で。それとは別に「商業音楽なんざクソなんだよ。インディーズしか俺は聞かねえ」みたいなお若い人たちと似たような、子供っぽい反骨心があることは事実です。なので、リンク先のように、ノウハウの塊みたいな記事を見ると、無駄に反発したくなってくる。

 そうはいっても、なにもアクセスを上げる方法を紹介せずに終わるのもあれです。まず、リンク先の対抗馬になるような方法を考えてみたいと思います。少なくとも、アクセス解析を見るのが好きで、店の売上を見るのと同じような感覚でアクセスの変動を見ている俺が「こういうときにアクセスが上がった」という経験をもとに考えた方法です。

 

 まず、はてブを使います。ブコメは必須です。特にホッテントリを早い段階で狙い撃ちにします。内容は過激であればあるほどいいです。文字数はいつも100文字ギリギリを狙ってください。要は、目立つブックマーカーになればいいわけです。俺の場合、ブログっていう後ろ盾があるせいかもしれないですけど、ブコメで注目を集めるのって、マメささえあればそこそこやれるんじゃないかと思います。いわゆる参入障壁みたいなのはわりと低いと思います。

 そんで次に別アカウントでブログを作ります。内容は過激であればあるほどいいです。そして、そのとき話題になってるテーマで、わりと人気そうなブログに真っ向から絡みつくのがよろしいかと思います。あとはてなキーワードに引っ掛けるべく、地雷っぽいワードを頻出させておくのも重要です。

 そしてすかさず増田で、そのエントリを力の限りぶっ叩きます。まあ自演というやつです。もちろんその場合、別アカウントのはてブでブコメつけるのは必須です。

 瞬間的にアクセスを集めるなら、俺にはこれより効率のいい方法はちょっと思いつかない。まあ複数アカウント使うんだったら最初から自演で5ブクマつくようにしときゃいいじゃんっていう話もありますけど、それだったら増田でやるべきでしょうね。

 

 俺がこういう方法を思いついたのは、そもそも以前のブログが読まれるようになったきっかけが、はてなキーワードからの爆裂、はてブ祭りがきっかけだったからです。増田については、以前言及されて、その増田がホッテントリに入ったときのアクセスの流入量がとんでもなかったから。数はちょっと覚えてないんですが、よほどの有名ニュースサイトでもこれくらいは送り込んでこないだろう、という数だったのは確かです。

 言及したブログから議論でもしかけられたらしめたもので、トータルで1日1万は充分に狙えるラインなんじゃないでしょうか。

 画像もなにもいりません。内容について深く考える必要もないです。とにかく挑発的であること。人目につくこと、これがいちばん重要なんじゃないでしょうか。なんでもいい、きっかけが欲しい、というならそれで充分だと思います。

 ただ、それで終わりたくない、いうのなら話は別です。

 俺がある程度読まれるようになったのは、確かにはてブがきっかけなんですが、いまにして思うと、重要なのはそのあとで、俺には無駄なテキスト多産能力がありました。いまでも更新ペースは速いほうでしょうし、文章量もかなり多いほうでしょう。注目が集まっているうちに、いかに二の矢三の矢を放てるか、そこなんだと思います。

 となると、持ちネタ勝負ということになる。ブログを書きたいと思うからには、なにごとか書きたいことがあるのがふつうだと思うんですが、それについて語り倒す体力は必須です。読む力のある人ってのはいます。はてブには有名なブックマーカーといわれるような人たちがけっこういますけど、そういう人たちの「読む力」ってのは伊達や酔狂じゃないですよ。おもしろいものに対する反応速度や感受性も。

 俺自身は「文章なんて、読んだ人1000人に対して一人でも伝われば充分なほう」くらいに思ってますけど、実際には鋭い人というのはいくらでもいて、たまに「裏側」まで読まれてぎくりとすることはあります。そしてそういう人たちが読むものは、読まれるコツや見栄えではなくて、内容です。内容というよりもなお根源的な熱意みたいなもんだと思う。長年書いてて思うのは、こういう熱意の量みたいなものに人はいちばん反応するっていうことです。っていうと綺麗事みたいですけど、そういう部分って絶対にあると思ってます。まあ、お役立ち情報を提供して、人に喜んでもらうことがその人の喜びになるのなら話は別だけどね。でもそれも結局は熱意の総量じゃないのかなあ。

 

 ちなみに「伸びやすい」内容ってのは確かにあります。タイトルが重要ってのはそのとおりで、俺の場合、タイトルに「うんこ」って入れると確実に伸びません。あと文頭あたりに「自分語りです」って入れると、かなりの比率でタブ閉じられてる。

 俺の場合、コンビニの経営が仕事なんですが、その知識を利用して、世のなかで一般的に起きていることを切り取ったときがいちばん伸びやすいです。ガチの同業さんにしか役立たないものは意外に伸びない。たぶんなんですが、自分が深く知っているジャンルにもとづいて、それをわかりやすく解説したもの、あるいは「世のなかではこういうことになっているが、実はそうではないもの」なんかについて書けば、いちばん読まれやすいんじゃないかと思います。そういう意味で専門知識を持っている人は強い。

 要は母数の問題ですね。アニメについて言及するにしても、2013年のいまになって、なぜか「ホーンテッドじゃんくしょん」について熱心に書いたとしてもそれは読まれないと思います。このへん意識すれば、うまくアクセスを伸ばすことはできるんじゃないかなー、と。

 

 たださあ。そういうことばっか意識してて楽しいか?ってのは思うんだわ。

 いまやツイッターでもふつうに使ってればフォロワーの100人くらいはすぐに行くじゃないですか。そこで「ぜひ読んでください」なんて自分のブログのリンク貼れば、そこそこ読んではくれるはずだよね。そういう舞台装置が整ってる状態で、アクセスだけを意識しながら書くのなら、それはよっぽどアクセスを伸ばすこと自体が大好きか、あるいはそれでメシ食ってこうとするか、そういうケースだけだと思うんだわ。

 もちろんこれを「はいはい、アクセスの多いブロガーさんは言うことが違いますね」と流してもかまわないわけなんだけど、俺だってずっと昔から読まれてたわけじゃない。常に「書きたい」っていう欲望のもとに書いてきただけだ。

 とにかく、あらゆる角度から見て、アクセスそのものを集めるのは昔より簡単です。方法なんていくらでもある。じゃあその状況でなにすんの?ってことだと俺は思う。

 まあ、そう思いたいってだけの話かもしんないけど。