大韓航空、ボーイング社と次世代旅客機開発へ

大韓航空、ボーイング社と次世代旅客機開発へ

2005年10月20日18時29分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
Check
hatena
0
  大韓航空や韓国航空宇宙産業(KAI)など国内航空企業が、次世代国際航空機の共同開発に相次いで参加する。

  大韓航空は20日、米国のボーイング社が主導するB787-8ドリームライナー国際共同開発事業に参加すると明らかにした。 大韓航空は「ドリームライナー」プロジェクトで、日本の三菱重工業、富士重工業などとともに、胴体や翼など機体開発を担当する予定だ。 これに向け、大韓航空とボーイングはこの日、2億ドル規模のB787ウィングチップ開発契約を締結した。

  大韓航空の徐相黙(ソ・サンムック)航空宇宙事業本部長は「今回の契約のほか、主要構造物の開発に関する了解覚書(MOU)も締結しており、ドリームライナープロジェクトに関連した受注額は計15億ドルに達する見込み」とし、「世界的な航空機製作企業とともに航空機開発を行う契機になった」と語った。

  一方、KAIもこの日、ヨーロッパのエアバスがボーイングB878の対抗馬として前面に出す次世代旅客機A350の共同開発事業で、翼と胴体など構造物開発を担当することにした、と明らかにした。 KAI関係者は「来年初めまでに参加対象範囲を確定する予定」と説明した。

  B787とA350は今後20年間、3300機にのぼる長距離旅客機市場で競合する代表的航空機に挙げられる。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
面白い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事