山田賢治キャスターの収録の感想をアップしました！

『"勇気"、もらえます』 （公開収録＠青山学院大）
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/400/136044.html

出演者情報

駒崎　弘樹さん

ＮＰＯ法人フローレンス代表理事。子育てと仕事の両立できる社会を目指し保育サービ スを展開している。著作には、『「社会を変える」仕事をする　社会起業家という生き方』『働き方革命－あなたが今日から日本を変える放送』など。

津田　大介さん

ジャーナリスト。インターネットなどを通じ、民間の作る新しい社会制度に注目している。

ゴリさん

お笑いコンビ、ガレッジセールの１人。二児の父。ＮＨＫでラジオのレギュラーを持つ。

園部　啓一さん

８１プロデュース所属。

番組情報

ＮＰＯフローレンスの２大事業

（１）全国で初めて「訪問型病児保育サービス」を開始。特別な施設を持たず、利用者宅へ保育スタッフを派遣し病児を預かる「訪問型」が特徴。働く親に代わって、かかりつけ医の診察代行や看病等をおこなう。
（２）小規模保育園の運営。特徴は定員９名という「小規模」。子ども９人に対し保育スタッフは３人。
保育スタッフは保育士か幼稚園教諭の資格をもつ「保育ママ」。
※保育ママは自宅での保育を認められた国が進める保育者制度。
詳しくはホームページまで
ホームページ：http://www.florence.or.jp/（別ウインドウ ※クリックするとNHKサイトを離れます）

病児を取り巻く環境

・認可保育園に通う児童数はおよそ２１２万人。いっぽうで公的な病児引き受け施設の定員は概算で３，４００人分と言われている。（※フローレンス調べ）
・多くの自治体では３８度以上の熱がある子どもの保育を規制しているため、多くの保育園では感染などの心配から、病児を引き受けていない。

待機児童を取り巻く環境

・０～６歳の認可保育施設への入所待ちは４万６千人。さらに「保育所があれば子どもを預けたい」という潜在的な待機児童数は８５万人（厚生労働省調べ）
・保育所の数が増えない原因の１つに、国の制度がある。国は「保育施設について定員２０名以上の規模」を求めているため、地価の高い都市部では、大規模な保育所の確保が難しい。国の規定に合わせず無認可で開園することもできるが、補助金が出ないため、経営は厳しくなる。
・２０１５年に育児関連三法が発効し、そのなかで駒崎さんが提唱してきた「小規模保育サービス」が認められることになっている。