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遠隔操作ウイルス 男の会社から送信2月20日 12時16分
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パソコンの遠隔操作事件で、アメリカのサーバーに残されていた複数の遠隔操作ウイルスを解析した結果、逮捕された男が働いていた会社のパソコンから送られたことを示す情報が含まれていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
男は容疑について否認を続けているということです。
この事件で逮捕されたIT関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)は、調べに対して「事件はニュースで見て知っているが全く身に覚えがない」と容疑について否認を続けているということです。
一連の事件では、インターネット上の掲示板から無料のソフトをダウンロードするとパソコンが遠隔操作ウイルスに感染していましたが、事件で使われたとみられる複数のウイルスがアメリカにあるサーバーに残されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁などがFBI=アメリカ連邦捜査局と解析を進めた結果、すべてのウイルスに片山容疑者が働いていた会社のパソコンから送られたことを示す情報が含まれていたということです。
警視庁などは関与を裏付けるものとみて調べています。
一方、担当の弁護士は警視庁などに取り調べの録音録画を求めていますが、実施されていないとして、片山容疑者はここ数日間、事件についての取り調べに応じていないということです。
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