HEADLINES
ページ更新時間:2013年2月19日(火) 03時51分
中国外務省、対北朝鮮制裁強化に慎重姿勢
 |
動画をご覧いただくには、最新のWindows Media Playerが必要です。上のボタンをクリックして、サイトの案内にしたがってインストールしてください。 |
北朝鮮による3回目の核実験について、中国外務省は「断固反対」とした上で、国連安保理による北朝鮮への制裁強化については「朝鮮半島の平和と安定に役立つものであるべき」などと述べるにとどまり、慎重な姿勢を示しました。
中国外務省の洪磊報道官は、18日、北朝鮮による3回目の核実験後、初めての記者会見を行い、核実験には「断固反対」とする中国の立場を強調しました。
一方、国連安保理の北朝鮮への制裁強化の動きについては、次のように述べて慎重な姿勢を示しました。
「国連安保理の核実験に対する審議は、朝鮮半島の非核化の実現、核拡散の防止、朝鮮半島の平和と安定の実現に役立つものであるべきだ。審議はこの3つの原則に向かって努力すべきだ」(中国外務省 洪磊 報道官)
また、「年内にあと1、2回核実験をする準備がある」と、北朝鮮が中国に伝えたというロイター通信の報道については「情報がどこからもたらされたのか知らない」と述べるにとどめ、明確にはコメントしませんでした。(18日22:44)