太平洋戦争中、女子勤労挺身隊として朝鮮半島から強制連行され、機械メーカー「不二越」(富山市)で労働を強いられたとして、韓国で慰謝料支払いを求める訴訟を起こした原告の金正珠さん(81)が20日、謝罪と賠償を求めるため不二越の株主総会に出席。金さんは賠償などを直接訴えるため数年前に不二越の株主になった。総会に出席した金さんは「和解交渉に応じてほしい」と訴えたが、不二越側の理解は得られなかったという。
政治・社会
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機械メーカー「不二越」の株主総会に出席後、記者会見する金正珠さん(中央)=20日正午すぎ、富山市 |