２０１２年分の所得税の確定申告の受け付けが１８日、中国地方の税務署と計１７カ所の特設会場で始まった。３月１５日まで。

　広島東、南、西、北の４税務署は、広島市中区基町のＮＴＴクレドホールに共同で特設会場をオープン。税務署の職員や税理士たち約１４０人が会場に立ち、来場者に申告書の作り方などをアドバイスした。

　初めて確定申告した西区のパート店員笹山奈央子さん（４０）は「スムーズに手続きができた。来年からは自宅のパソコンで申告してみたい」と話していた。

　ＮＴＴクレドホールでは、２４日と３月３日の日曜も確定申告の相談や申告書を受け付ける。３月８日までは、中国税理士会が相談コーナーを設ける。確定申告の受け付けは午前９時〜午後４時（相談は午後５時まで）。

【写真説明】確定申告の書類を作る納税者＝１８日午前９時４０分、広島市中区基町（撮影・室井靖司）