関西ニュース

【有罪判決】京都・亀岡市暴走事故 運転少年に不定期刑

2/19 21:46

再生する
/news_meta/abc/20130219130219c1-kam-l.asx

去年4月、京都府亀岡市で集団登校中の小学生の列に車が突っ込み、児童ら10人が死傷した事故の裁判で、京都地裁は、運転していた少年に懲役5年以上8年以下の不定刑を言い渡しました。

少年は去年4月、無免許で居眠り運転をし、児童らの列に突っ込んで10人を死傷させたとして、自動車運転過失致死傷などの罪に問われました。これまでの裁判で検察側は、「少年の責任は重大」として、懲役5年から10年の不定期刑を求刑。一方、弁護側は、「未熟な少年を更生させるには、刑務所より少年院で教育すべき」と、主張してきました。京都地裁は、遺族が法律上可能な限り重い刑罰を求めていることに理解を示しながらも、「少年は取り返しのつかない結果を招いたことを反省・後悔している」などとして、「懲役5年以上8年以下の不定期刑」を言い渡しました。

前のニュース