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初心者のうちはまだしも、レベルが上がって使うスキルが増え、強い敵と戦うようになるにつれて、
キーボードでの操作は難しくてできない、という人が増えてくると思います。
家庭用ゲーム機のように、コントローラーで操作できるようにしたい。
そんなときに必要になってくるのがパソコン用のコントローラー、ゲームパッドです。
家電量販店などに行けば置いてありますし、Amazonなどで通販することもできます。
価格は800円くらいのものから、4000円近くするものまであります。
中には無線機能がついた定価が10000円近いものもあったりします。
ゲームパッドにも色々な種類と値段のものがありますが、
メイプルをする場合に必要なのはボタン数と耐久性くらいです。
ボタンの数があまり少ないとスキルと回復とが入りきりません。
職業にもよりますが、最低12ボタン、4次まで使うなら14ボタン以上ほしいです。
耐久性に関しては、やはり安いものは早く駄目になりやすい傾向があります。
もちろん安くて性能のいいものもあるにはあるんでしょうが、
私が最初に買った850円くらいのゲームパッドは3ヶ月でボタンの効きが悪くなりました。
安いものは「お試し」として買う分にはいいと思いますが、
本格的に使いたいならそれなりにしっかりしたものを買う方がいいと思います。
例えばAmazonの商品だとレビューという形で使った感想が載っていたりしますので、
それらも参考に選ぶといいでしょう。
プレイステーション(1or2)が家にあって、そのコントローラーに慣れているのなら、
PS用コントローラーをゲームパッドとして利用することもできます。
当然そのままだとパソコンに繋げないので、パソコンとPSコントローラーの間に
「コンバータ」と呼ばれるものを介させる必要があります。
上で挙げたコンバータは、どれもPS・PS2のコントローラーをパソコンに繋げるようにします。
私は中央のELECOM製コンバータと、アナログ振動パッド2 TURBOを使っています。
PSコントローラーは耐久性はかなりのものですし、何より慣れているので使うのが楽です。
既にコントローラーがあるなら1000円ちょっとの出費ですむのでお勧めです。
ゲームパッドをパソコンに繋ぐまでは、ゲームパッドの説明書を読んでその通りにしてください。
パソコンに繋いでゲームパッドが認識されたら、ボタンのチェックをします。
説明書にボタン番号が書いてある場合、この作業は飛ばしてもかまいません。
WindowsXPの場合、
で利用可能なゲームパッドの一覧が表示されます。
もし「インストール済みゲームコントローラ」に何も表示されない場合は、
パッドがちゃんと差し込まれていることを確かめ、ゲームパッドの説明書を読み直して対応ください。
次に、表示されているコントローラの中から使うコントローラを選び、「プロパティ」を押します。
ゲームパッドの種類によって異なりますが、だいたい似たような画面が表示されるはずです。
ここでパッドのボタンを押し、どのボタンが何番に当たるのかを調べます。
ボタンを押すと対応したボタン番号の部分が光ります。
後で使うのでどのボタンが何番かメモしておきましょう。
さて、調べ終わったら今度はメイプル内の設定です。
画面右下のメニューから「ジョイパッド」を選び、
先ほどメモした番号を元に、それぞれの操作にボタンを割り当てます。
スキルやアイテムを使いたいときは、
まずスキルやアイテムをDelete/End/Pdn/Pup/Insert/Home/Shift/Ctrlに割り当て、
それからジョイパッドに設定するようにします。
3次以降はゲーム内の設定だけでは、とてもじゃないですがボタン数が足りません。
そんなときに便利なのがJoyToKeyというソフトです。
以前はフリーソフトでしたが、バージョンアップでシェアウェアになりました。
しかし、未登録でも特に機能制限はないようですので、一度試してみましょう。
最低限の使い方を下の方に書いておきました。
先に躓きやすいところだけ挙げてみます。
細かい部分はバージョンによって異なる場合があります。
ここではJoyToKeyのver4.6を例に、ある程度の使い方を紹介します。
設定したいボタン番号を選びダブルクリックします。
「Keyboard」タブ内「キーボード入力」左上に3つ並んだ枠内の一番上をクリックしてから、
割り当てたいキーボードのキーを押します。
OKをクリックします。
思った通りに設定されたかどうか確認するためには、
メモ帳などを起動してゲームパッドのボタンを押してみます。
割り当てたキーボードのキーが入力されればOKです。
設定したいボタン番号を選びダブルクリックします。
割り当てたいキーの設定が終わったら、「自動連射・トグル」の「自動連射機能」のスライダを調整します。
キーボードを押しっぱなしにしている間連射されている状態を再現したい場合は、
この設定で調整します。
設定したいボタン番号を選びダブルクリックします。
「Keyboard」タブ内「キーボード入力」左上に3つ並んだ枠内の一番上をクリックしてから、
割り当てたいキーボードのキーを押します。
一つ下の枠をクリックし、もうひとつ割り当てたいキーを押します。
「Alt」+「←」キーでのブラウザの戻る機能を設定したい、というようなときにはこのように設定します。
この場合、「Alt」を上に、「←」を下に設定しないときちんと動作しません。
設定したいボタン番号を選びダブルクリックします。
「Mouse」タブをクリックし、設定したい項目を設定します。
マウス関連は基本的に「Mouse」タブ内に収まっています。
「マウス移動量・ホイール回転量を一時的に修正する」機能だけは「特殊機能」タブ内にあります。
設定したいボタン番号を選びダブルクリックします。
「Keyboard」タブ内「特殊なボタンの割り当て」から、
漢字ON/OFF、Print Screen、L,R-Shift、L,R-Ctrl、L,R-Altの設定ができます。
Print ScreenでSSを取りたいときや、左右のキーで異なる動作をするアプリケーションで使うときには、
ここで設定します。
「特殊機能」内にあるこの設定を使うと、設定したボタンを押している間、
別のJoystick番号に割り当てたキーを入力させることができます。
これにより、ボタン数を仮想的に増やすことができます。
下の表はPSコントローラを用いた一例です。
ボタン | 設定1つのときの入力 | 設定2つ使うときの入力 | |
---|---|---|---|
通常時 (Joystick1) | R2を押している間 (Joystick2) | ||
○ | A | A | H |
× | B | B | I |
△ | C | C | J |
□ | D | D | K |
L1 | E | E | L |
L2 | F | F | M |
R1 | G | G | N |
R2 | H | 一時的にJoystick2に切り替え | 設定なし |
この設定を使うには、以下の操作が必要になります。
切り替えに使いたいボタンの番号を選びダブルクリックします。
「特殊機能」タブ内の「押されている間、一時的に他のジョイスティック番号の設定を使う」で、
別のJoystick番号を選びます。
選んだJoystick番号で、切り替えボタンを押している間のボタンの設定をします。
実際に使うときには、切り替えに使うボタンをもう一つのボタンより先に押すようにすると、
誤った入力が防げます。
どの状態でも同じように使いたい入力(十字キーで移動など)は、
使うJoystick番号の全てで同じように設定をすればOKです。
ちなみに、更に多くの仮想Joystickを設定したいときは、Preferencesタブで設定したい数を入力します。
あらかじめ別の設定を作っておきます。
切り替えに使いたいボタンの番号を選びダブルクリックします。
「特殊機能」タブ内の「他の設定ファイルに切り替える」で切り替え先の設定を指定します。
同じボタンで2つの設定を切り替えながら使うなどの使い方をするときには、
それぞれ互いを切り替え先として設定します。
上メニューから「設定(S)」→「アイコン状態で起動させる」にチェックを入れます。
一度JoyToKeyを終了させると、以後は起動させたときからトレイアイコンのみになり、
設定ウインドウが表示されなくなります。
トレイアイコンを右クリックすると、設定の切り替えやJoyToKeyの終了などが行えます。
トレイアイコンを右クリックして「JoyToKeyのウィンドウを開く」を選ぶか、
トレイアイコンを左クリックすると、ウインドウが表示されます。
うまく設定できたら、アイコン状態で起動させると便利です。
ここでは基本的な使い方だけご紹介しました。
自分で試行錯誤してカスタマイズすることで、きっと自分が一番使いやすい設定になると思いますので、
あれこれ試してみてください。
困ったときにの項目も参考になると嬉しいです。