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2013年2月19日(火) 19:14 |
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レスリング 五輪除外問題の波紋
2020年のオリンピックで、実施競技から除外される候補になったレスリングの問題です。 岡山県内で唯一女子レスリング部がある環太平洋大学でも、選手たちに動揺が広がっています。
岡山市東区の環太平洋大学です。 1996年のアトランタオリンピックに日本代表として出場した嘉戸洋監督のもと、14人の選手が練習に励んでいます。 今月12日、IOC国際オリンピック委員会は、2020年のオリンピックで行われる25の中核競技からレスリングを除外すると発表し、残り1つの枠を野球・ソフトボールなどと争うことになりました。 突然発表されたオリンピック競技からの除外の可能性に、選手たちも動揺を隠せません。 4年生の伊藤選手は、去年、レスリング世界学生選手権で優勝するなど、国際大会でも実績を残してきました。 オリンピック出場を目指して、この春からレスリングの名門自衛隊体育学校に進学します。 オリンピックは、選手にとって最大の目標、夢の舞台です。 嘉戸監督は自らの出場経験から、オリンピックは選手にとって重要と考えています。 7年後には、選手として大舞台に立つことを夢見ていた今の大学生たちにとっては、実施される競技が決まる9月のIOC総会まで気が気でない日々が続きます。
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