(cache) 水田除染で新技術を開発 セシウム濃度6割低下 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 水田除染で新技術を開発 セシウム濃度6割低下

     独立行政法人「農業環境技術研究所」(茨城県つくば市)は19日、東京電力福島第1原発事故後に耕された水田向けの新たな除染方法を開発し、実証試験で土中の放射性セシウムの濃度を約6割減らすことができたと発表した。

     同研究所によると、原発事故後に耕した水田は、セシウムが検出される範囲が約10センチの深さまで広がり、表層を2センチ程度削る従来の方法では除染が難しかった。今回の手法は被災地などの水田で効果が期待でき、同研究所は早ければ年内の実用化を目指している。

     実証試験は昨年6月から福島県伊達市で実施。

      【共同通信】