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【プロ野球】藤浪の32球 江夏氏絶賛「開幕で使いたくなる」2013年2月20日 紙面から
阪神のドラフト1位右腕・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高=が19日、フリー打撃に初登板。森田と小豆畑(あずはた)の打者2人に計32球を投げて安打性の当たりは2本。黄金ルーキーの投球を直に見た球団OBの江夏豊氏(64)は1年目からの活躍に太鼓判を押した。 「久しぶりだったので良くはなかったですけど、その中で課題も見つかりました」。プロとして、打者との初対戦を終えた藤浪は冷静に振り返った。和田監督ら首脳陣に球団OB、福留や西岡ら主力も見守る中、まず左の森田に直球のみ17球を投げ、安打性はバックスクリーンへの一発を含む2本。続く右の小豆畑への初球。直球でバットをへし折ると観衆がドッと沸いた。途中からカットボールも織り交ぜ、15球を投げて安打性は0本だった。 これには、かつての虎のエース・江夏氏も絶賛。「正直言って想像以上に良かった。アレじゃ開幕に使いたくなるよな。どっかのチームが二刀流、三刀流と言っているけど、一刀流で十分。楽しみな素材、大いに期待します」。だが、そんな大先輩の言葉にも、この大物君はうかれることはない。「課題? 体が開くことです」とシュート回転も目立った投球に、しっかり課題も口にした。 和田監督も「これは! というのは何球かあった。それがだんだんと増えていけば良いと思う」と合格点を与えた。今週末か週明けにもシート打撃で登板し、順調に進めば3月7日のロッテとのオープン戦(甲子園)登板が有力。甲子園の申し子が、本拠地ファンを湧かせることになりそうだ。 (中谷秀樹) PR情報
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