全柔連の不祥事対応を検証　

　柔道女子日本代表の指導陣らによる選手への暴力、パワーハラスメント問題を受けて設置された全日本柔道連盟（全柔連）の第三者委員会が１９日、東京都文京区の全柔連で第１回会合を開催し、前検事総長の笠間治雄委員長は不祥事の検証とともに、全柔連の組織改革を提言する意欲を示した。３月１８日の全柔連理事会に向けて答申をまとめる。

　会合は予定の３時間を超えた。笠間委員長は記者会見で「一連の問題に対する対応や責任の所在、処分の当否が第一のテーマ。次に全柔連の体質をどう直すべきかが大きな論点になる」と話した。