昨年の国内男子ツアーの賞金王・藤田寛之(43)=葛城GC=が18日、今季メジャー初戦・マスターズ(4月11〜14日)に向け、成田空港から渡米した。
予選落ちした2年前の反省から、今回は自身最長となる8週間の米国滞在スケジュールを組んだ。マスターズまでにアクセンチュア世界マッチプレー選手権(2月20〜24日)、キャデラック選手権(3月7〜10日)など3試合を戦い、合間はトレーニングで調整する。
マスターズの目標を「4日間プレーすること。20位以内に入れば100点をあげられる。最終到達点は16位以内」と、来年の出場資格獲得をにらんだ。
この日、世界マッチプレー選手権の1回戦の相手が、2010年米ツアー賞金王のマット・クーチャー(米国)に決まった。「賞金王対決ですね。(18ホールマッチは)短期戦ですから何が起こるか分からない。胸を借りるつもりで思い切りぶつかる」と意気込んだ。 (櫛谷和夫)
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