◇ノーザントラストOP <最終日>
最終ラウンド、10番でティーショットを放つ石川遼。通算5オーバーの61位に終わった=リビエラCC(共同)
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▽17日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ・リビエラCC(7349ヤード、パー71)▽晴れ、気温18度、弱風▽賞金総額660万ドル、優勝118万8000ドル▽73選手
【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】石川遼(21)が最後まで波に乗れず、通算5オーバーで61位に終わった。3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで74。今週のアクセンチュア世界マッチプレー選手権には出場できず、次戦は28日開幕のホンダ・クラシックとなる。30歳のジョン・メリック(米国)がプレーオフを制してツアー初優勝した。
怒りに肩をふるわせた。後半の2番から3連続ボギーをたたくなど、最終日も乱調だった石川。「ふがいない。伸ばして終わりたかった」。61位に終わり、悔しさを隠そうとしなかった。
アイアンが乱れた。13番で2打目が大きくショートしてボギー。2番もフェアウエーからグリーンに届かなかった。「練習が足りない」。米ツアーでは飛距離で有利に立てない分、精度が勝負。それだけに「長いスパンで見た練習が必要」とさらなる上達を自らに課す。
アクセンチュア世界マッチプレー選手権は出場資格の世界ランキング64位に届かず。今週は空き週となるが、「腰痛もなくなって練習できる体になった。たくさん打ち込みたい」。低迷を抜け出すべく、ショットに磨きをかける。
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