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【大リーグ】

中島はメモ魔 守備練習中もせっせと書き込み

2013年2月19日 紙面から

守備練習の合間にメモをとるアスレチックスの中島=フェニックスで(社英夫撮影)

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 【フェニックス秋野未知】西武から海外FA権を行使してアスレチックスに移籍した中島裕之遊撃手(30)が17日、当地でキャンプイン。守備練習ではグラウンド上で尻のポケットから手帳を取り出し、すぐにメモを取るなど研究熱心な一面もうかがわせた。

 遊撃手として連係プレーの練習に入ったときだ。二塁や三塁のカバーに入った後は、その場で手帳をおもむろに取り出し、メモを書き込む。通常はベンチに戻ってメモを取ることが多いが、「動きが分からんところは早く覚えたいんで。サインプレーのときは動きを間違えたら全部おかしくなる。そういうのだけメモする」と振り返った。

 日本と比べて練習時間は短く、初日は流れをつかむので精いっぱいだったようだ。次の練習メニューに移るときは同僚よりもワンテンポ遅くなることが多く、3面あるグラウンドの行き来にも四苦八苦。「きょうはバタバタと動いた感じがします」と冷や汗交じりだった。

 球団首脳陣は中島を正遊撃手に起用する方針だ。メルビン監督も「中島は遊撃手のレギュラー」とあらためて明言。キャンプ前の自主トレから機敏な動きを高く評価しており、「米国スタイルに対しても、チームメートに対しても、なじむのがうまい」と褒めた。

 午後からは打撃練習をしたが、ここでもコーチや通訳に言われるがままに小走りに移動する姿が目立った。当分はメモ帳が手放せないようだ。

 

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